女子テニスツアーのWTA1000シリーズ「マイアミ・オープン」(3月18日~30日/アメリカ・マイアミ/ハードコート)は現地20日に大会3日目を迎え、シングルス2回戦に元世界ランク1位の大坂なおみ(現61位)が登場。第24シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア/同21位)を6-2、6-4で下し、3回戦進出を決めた。
今シーズンの大坂は年明けの「ASBクラシック」(ニュージーランド/WTA250)で準優勝するも、直後に出場した四大大会「全豪オープン」(オーストラリア)の3回戦で腹部の負傷による途中棄権を余儀なくされ、2月は全ての大会をスキップ。先日行なわれたWTA1000大会「BNPパリバ・オープン」(アメリカ/3月6日~15日)で約1カ月半ぶりに実戦に復帰したものの、1回戦でカミラ・オソリオ(コロンビア/現54位)に敗れていた。
今回が2年連続8度目の「マイアミ・オープン」出場となった27歳の大坂。現地18日の1回戦では予選勝者のユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ/同108位)を3-6、6-4、6-3の逆転で破り、全豪オープン2回戦以来となる約2カ月ぶりのツアー勝利を挙げていた。
今大会2回戦で大坂が対峙したのは、シングルスでツアー5勝を挙げている元世界12位の実力者サムソノワ。両者は今回が3度目の顔合わせで、過去の対戦成績は1勝1敗と互角。ただし直近である昨年5月の「マドリード・オープン」(スペイン/クレー/WTA1000)2回戦では、大坂が2-6、6-4、5-7でサムソノワに敗れている。
試合は立ち上がりから激しい攻防が繰り広げられるも、大坂はサムソノワの鋭いショットに粘り強く対抗し、2度のブレークを奪って31分で第1セットを先取。
再び一進一退の展開となった第2セットも大坂が第6ゲームで相手のサービスを破ってリードを奪う。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームはキープならずも、直後の第10ゲームで再びブレークを果たし、1時間7分で試合を締めた。
3回戦では地元勢のヘイリー・バプティスト(アメリカ/同98位)と対戦する大坂。この調子で産休からの復帰後初優勝に向けて突っ走っていってほしい。
文●中村光佑
【画像】大坂なおみの「全豪オープン2025」激闘フォトギャラリー
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今大会2回戦で大坂が対峙したのは、シングルスでツアー5勝を挙げている元世界12位の実力者サムソノワ。両者は今回が3度目の顔合わせで、過去の対戦成績は1勝1敗と互角。ただし直近である昨年5月の「マドリード・オープン」(スペイン/クレー/WTA1000)2回戦では、大坂が2-6、6-4、5-7でサムソノワに敗れている。
試合は立ち上がりから激しい攻防が繰り広げられるも、大坂はサムソノワの鋭いショットに粘り強く対抗し、2度のブレークを奪って31分で第1セットを先取。
再び一進一退の展開となった第2セットも大坂が第6ゲームで相手のサービスを破ってリードを奪う。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームはキープならずも、直後の第10ゲームで再びブレークを果たし、1時間7分で試合を締めた。
3回戦では地元勢のヘイリー・バプティスト(アメリカ/同98位)と対戦する大坂。この調子で産休からの復帰後初優勝に向けて突っ走っていってほしい。
文●中村光佑
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