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海外テニス

通算50度目の対戦を制するのは?「一方的な展開になる可能性も」レジェンドが語るフェデラー対ジョコビッチの展望

内田暁

2020.01.30

通算50度目の対戦となる両者の準決勝は30日に行なわれる予定だ。写真=山崎賢人(THE DIGEST写真部)

通算50度目の対戦となる両者の準決勝は30日に行なわれる予定だ。写真=山崎賢人(THE DIGEST写真部)

◆全豪オープン11日目/1月30日(木)
【ロッド・レーバー アリーナ】
R・フェデラー[3](スイス)対N・ジョコビッチ[2](セルビア)
開始時間/現地19時半(日本時間17時半)

 全豪オープンテニスは大会9日目を終えた時点で、男子ボトムハーフの準決勝のカードが決定した。ドローが決まった瞬間から、多くのファンや関係者たちが期待していた、ノバク・ジョコビッチ対ロジャー・フェデラーの顔合わせである。

 昨年、ジョコビッチが史上最多となる7度目の全豪優勝を成したのは記憶に新しいところだが、フェデラーの優勝も6回を数える。2人の対戦は、これが通算50回目。戦績では、26対23でジョコビッチがわずかに上回る。

 ただ、今大会の両者の勝ち上がりを追えば、大きな差異が見えてくる。ジョコビッチが失ったセットは5試合で1つに対し、フェデラーは3回戦のジョン・ミルマン戦、さらには準々決勝のテニス・サングレン戦でフルセットの苦戦を強いられた。

 わけてもサングレン戦では、第3セットの途中でコートを離れるメディカルタイムアウトを取り、7度のマッチポイントにも瀕した。メディカルタイムアウトの理由は「股関節と足の強い張りと痛み。ケガまではいっていないと思う」と説明したが、回復具合が懸念されるところだ。
 
 元ダブルス世界1位で、長くコメンテーターとして活躍するトッド・ウッドブリッジは、今大会の優勝候補にジョコビッチを推す。

 「ノバクのプレーは安定しています。ボールを捕らえるタイミングが早く、コート上の動きも申し分ない。ATPカップが、非常に良い調整になったのでしょう。昨年末は、彼にしては良いフォームと言い難かったのですが、今は、これ以上望めない仕上がりになっています」

 ジョコビッチのボールを捕らえるタイミングの早さは、ホークアイが分析するデータからも明らかだ。例えば4試合を終えた時点で、ジョコビッチのリターン時の平均ポジションは、ベースラインのわずか1メートル後方。リターンで相手に圧力をかけ、すぐさま打ち合いの主導権を握っている。
 
 またウッドブリッジが、今大会のジョコビッチ最大の進化として挙げるのが、サービス、特にセカンドサービスだ。
 
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