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海外テニス

松岡修造氏が全仏OP決勝の激闘を「同じテニス選手と呼ぶのが失礼なほど、次元の違う戦い」と大絶賛<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.06.11

松岡氏(右)が、5時間29分もの激闘を繰り広げた2人を称えた。(C)Getty Images、スマッシュ写真部

松岡氏(右)が、5時間29分もの激闘を繰り広げた2人を称えた。(C)Getty Images、スマッシュ写真部

 既報の通り、テニス四大大会「全仏オープン」の男子シングルスは、カルロス・アルカラス(スペイン/世界ランキング2位)がヤニック・シナー(イタリア/同1位)を4-6、6-7(4)、6-4、7-6(3)、7-6[10-2]で下して大会2連覇を達成した。

 世界中が熱狂したこの5時間29分にも及ぶ激闘は、日本テニス界レジェンドの松岡修造氏も興奮を抑えられなかったようだ。普段は自身の公式インスタグラム(@shuzo_dekiru)で錦織圭、大坂なおみら日本人選手の活躍について語ることが多いが、「大変なことが起きた。今回はどうしてもこの気持ちを抑えきれず、記させてください」と前置きして歴史的な一戦を取り上げた。

「あの試合は、もはや“人間同士の戦い”ではありませんでした」と比喩し、以下のように振り返った。

「5時間29分の死闘。しかも、世界No.1のシナーに対し、2セットダウン。そして、3本のチャンピオンシップポイントを握られながら、世界No.2のアルカラスが逆転優勝。観客は、ポイントのたびに総立ち。パワー、体力、スピード、メンタル──すべてが『同じテニス選手』と呼ぶのが失礼なほど、次元の違う戦いでした」
 
 また、現地でこの試合を見ていたロジャー・フェデラー氏の「この決勝には3人の勝者がいた。アルカラス、シナー、そして“テニス”そのものだ」という名言も紹介。

 さらに「今、世界ではテニス熱がすさまじい高まりを見せています。でも──日本ではまだ、その熱狂が十分に伝わっていないのが現実です。テニスに関わる者として、正直...悔しいし、寂しいです。だからこそ、錦織選手に続く新たなスターが日本から生まれてほしい。そして、僕は今こそ燃えています!明日からのジュニア合宿、全力でぶつかってきます」と、世界と日本のギャップを指摘し、日本テニス界のためにさらに精力を注ぐ決意を記した。

 そして「今年9月に有明で開催される木下グループジャパンオープンテニスには、アルカラス選手がやってきます!世界最高峰のテニスを見るチャンスです!」と締めくくった。

 アルカラスの来日も日本テニス界の発展も楽しみだ。

構成●スマッシュ編集部

【画像】5時間29分に及ぶ死闘!アルカラス崖っぷちから大逆転優勝!シナーとの激闘を厳選ショットで特集
 

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