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海外テニス

ビッグネーム2人が来週の大会で戦列復帰! キリオスは4カ月ぶり、45歳ビーナスは1年4カ月ぶりにプレー<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.07.16

故障に苦しんできた30歳のキリオス(左)と、45歳にして現役続行に意欲を見せるビーナス・ウィリアムズ(右)が、来週開催のシティDCオープンで揃って復帰する。(C)Getty Images

故障に苦しんできた30歳のキリオス(左)と、45歳にして現役続行に意欲を見せるビーナス・ウィリアムズ(右)が、来週開催のシティDCオープンで揃って復帰する。(C)Getty Images

 かつてのトッププレーヤー2人がツアーに帰ってくる。

 現地7月21日に開幕するテニスツアー「ムバダラ・シティDCオープン」(アメリカ・ワシントンDC/ATP500・WTA500)に、30歳のニック・キリオス(オーストラリア)と45歳のビーナス・ウィリアムズ(アメリカ)が出場すると発表された。共にこれが復帰戦となる。

 10代で2度の四大大会ベスト8入り、21歳で早くもキャリアハイの世界13位に到達したキリオスは、波乱万丈のキャリアを経て2022年のウインブルドン決勝進出で復調を印象付けた。ところが、ここ数年は手首やヒザの深刻なケガでツアーを離脱すると、今シーズン開幕戦から復帰したものの「全豪オープン」を含む3大会で初戦敗退。3月の「マイアミ・オープン」を最後に再び戦列を離れていた。

 約4カ月を置き、カムバックの舞台に選んだのが19年と22年に優勝したこの大会だ。シングルスに加えて、ダブルスでは38歳のガエル・モンフィス(フランス/世界49位)と初めてペアを組んで出場する予定。エンターテインメント性に溢れたベテランコンビ結成が注目されている。ちなみにキリオスは、これまでジャック・ソック(アメリカ)やタナシ・コキナキス(オーストラリア)と組み、計4つのダブルスタイトルを獲得している。
 
 一方、グランドスラム優勝7回を誇るビーナスは、約1年4カ月ぶりのツアー参戦だ。昨年3月の「マイアミ・オープン」シングルス1回戦でディアナ・シュナイダー(ロシア/現世界9位)にストレート負けを喫して以来の復帰戦に臨む。今年3月の「BNPパリバ・オープン」では、主催者側の連絡ミスのため、すでに発表されていたワイルドカードを辞退。それでも現役続行の意思は示していた。

 今回の復帰に際して、ビーナスは大会公式サイトに喜びのコメントを寄せている。

「ワイルドカードを受け取って大会に出場できることをうれしく思います。D.C.には特別な何かがあります。エネルギーやファン、歴史が素晴らしい街です。この街はいつも私にたくさんの愛を示してくれました。再びここで戦えるのが待ちきれません!」

 なお、シティDCオープンは500レベルではATPとWTAによる唯一の男女共催大会だ。今大会には、テイラー・フリッツ(アメリカ/世界4位)、ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア/同7位)、ジェシカ・ペグラ(アメリカ/同4位)、アマンダ・アニシモワ(アメリカ/同7位)ら男女計8人のトップ10プレーヤーがエントリーしている。

構成●スマッシュ編集部

【画像】キリオス&モンフィスのペア結成や、ビーナスの出場を告げる大会のSNS画面

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