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海外テニス

テニス選手の才色兼備な美人妻たち――MBA取得、国立大で2つの修士、会計士を目指した経歴…

久見香奈恵

2020.08.31

南アのビッグサーバーアンダーソンを支えるのは、同じ大学で当時はゴルフに打ち込んでいたケルシーさん。(C)Getty Images

南アのビッグサーバーアンダーソンを支えるのは、同じ大学で当時はゴルフに打ち込んでいたケルシーさん。(C)Getty Images

 南アフリカのスター選手であるケビン・アンダーソンの妻、ケルシー・オニールさん。2人は米国イリノイ大学時代に出会い3年の交際を経て2011年にゴールイン。ケルシーさんはアメリカ・イリノイ州出身で大学時代はゴルフに打ち込むアスリートだった。

 それと同時に会計士を目指し勉学に励んでいたが、ケビンのツアー生活を支えるために自身のキャリアを中断し、チームの広報や経理を行なうようになった。ケルシーさんはフルタイムで彼の生活を支え、ゲームに集中できるように飛行機やホテルの予約などを管理し、夫と一緒に世界中を旅している。2016年のウインブルドンにてジョン・イズナーとの6時間半の歴史的な戦いを制したときも、ファミリーボックスからエールを送り続け、2018年には遅咲きのスターとして32歳でトップ5入りした夫を支えた。
 
 ケルシーさんは動物愛護としての活動も有名で、その一つである「ケビン・アンダーソン・グランドスラム・コーズ・フォー・ザ・ポー」というチャリティーイベントを、拠点としている米国フロリダで開催し、ブライアン兄弟やユーズ二ー・ブシャールもこのチャリティーをサポートした。集まった資金は、ホームレスペットをサポートする「デジーズ・セカンド・チャンス」や「オーシャン・コンサーバンシー」(環境擁護団体)に全額寄付され、動物保護と地球環境保全へも情熱を注いでいる。夫婦がいつもツアーに同行させているレディ・ケイディーという愛犬も、デジーズ・セカンド・チャンスから譲り受けた犬である。

 このように、才色兼備の妻たちは、日々自身の人生を謳歌しながら、戦うスター選手の舞台裏を支える。テニス大会への帯同人数はまだ制限されている状況ではあるが、ファミリーボックスで声援を送る姿がまた見られることだろう。

【PHOTO】テニス選手を支える美人妻&ラブラブカップル

文●久見香奈恵
WTA125大会ダブルス優勝、全日本選手権女子ダブルス優勝、混合ダブルス準優勝といった戦績を挙げた元プロテニスプレーヤー。2017年に現役引退後はテニス普及活動や、イベント出演、WEB執筆等を行なっている。

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