一方の林は理工学部に通っており、勉強にも追われる中、4年間テニスに打ち込んできた。1年の時は関東学生で初戦負けしてインカレに出られず、2年はインカレ予選、3年でベスト16、そして今年準優勝と、1歩ずつ階段を上ってきた。
「僕は低い位置からスタートしたけど、4年間の伸びは誰よりも上だという自信はある」と林は胸を張る。卒業後は大学院に進むとのこと。理工学部で文武両道ができることを身をもって証明したことこそ、彼の誇りだ。
それぞれの4年間が凝縮された、思い出に残るインカレ決勝だった。
なお男子ダブルス決勝は、第1シードの大田空/加藤木塁(法政大学4年/4年)が中留諒太/其田怜(関西学院大学4年/4年)をマッチタイブレーク10-6で破り初優勝。大田/加藤木は昨年のインカレ室内、今春の関東学生、そしてこのインカレと、主要3タイトル連続制覇の快挙を達成した。
【8月21日の男子記録】
◆男子シングルス決勝
藤原智也(慶大)[1] 6-3 6-1 林航平(慶大)[11]
◆男子ダブルス決勝
大田空/加藤木塁(法大)[1] 6-4 6-7(3) 10-6 中留諒太/其田怜(関学大)
※[ ]内の数字はシード順位
取材・文●渡辺隆康(スマッシュ編集部)
【PHOTO】猛暑の2023年インカレ。シングルスは藤原智也(慶應義塾大4年)と吉本菜月(筑波大2年)が制す!
「僕は低い位置からスタートしたけど、4年間の伸びは誰よりも上だという自信はある」と林は胸を張る。卒業後は大学院に進むとのこと。理工学部で文武両道ができることを身をもって証明したことこそ、彼の誇りだ。
それぞれの4年間が凝縮された、思い出に残るインカレ決勝だった。
なお男子ダブルス決勝は、第1シードの大田空/加藤木塁(法政大学4年/4年)が中留諒太/其田怜(関西学院大学4年/4年)をマッチタイブレーク10-6で破り初優勝。大田/加藤木は昨年のインカレ室内、今春の関東学生、そしてこのインカレと、主要3タイトル連続制覇の快挙を達成した。
【8月21日の男子記録】
◆男子シングルス決勝
藤原智也(慶大)[1] 6-3 6-1 林航平(慶大)[11]
◆男子ダブルス決勝
大田空/加藤木塁(法大)[1] 6-4 6-7(3) 10-6 中留諒太/其田怜(関学大)
※[ ]内の数字はシード順位
取材・文●渡辺隆康(スマッシュ編集部)
【PHOTO】猛暑の2023年インカレ。シングルスは藤原智也(慶應義塾大4年)と吉本菜月(筑波大2年)が制す!