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国内テニス

【全日本テニス】今大会で現役引退の第1シード関口周一が3回戦進出!女子も西郷里奈らシード勢が順当勝ち!<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.10.30

「最初は緊張のため動きが硬くなった」という第2シードの西郷里奈だが、持前のアグレッシブなプレーで完勝を飾った。写真:滝川敏之

「最初は緊張のため動きが硬くなった」という第2シードの西郷里奈だが、持前のアグレッシブなプレーで完勝を飾った。写真:滝川敏之

 女子シングルス第2シードの西郷里奈は大学生の田邑来未と対戦。西郷は「最初の3~4ゲームは緊張して動きが硬くなった」としながらも、「自分の積極的なプレーをしていこう」と意識を集中したことで落ち着きを取り戻し、キレのあるサービスとコートを広く使ったストロークで4ゲームを連取。第6ゲームでブレークバックを許すも、6-2で第1セットを奪う。

 第2セットに入った西郷はさらにギアを上げ田邑を揺さぶりポイントを許さず。「途中で引き気味になったりして(内容的には)満足いくものではなかった」と試合後に語ったが、それでも相手に付け入る隙を与えず6-1で勝利を飾った。

「第2シードというプレッシャーはないけど『(全日本で)優勝したい』という気持ちはある」と語る西郷。“勝ちたい気持ち”により「毎試合緊張はあるけど、それに負けずに一戦一戦頑張ろうと思う」とまだ見ぬ頂点を見据える。

 なお、第3シードの伊藤あおい、第6シードの佐藤南帆らの他のシード勢も揃って3回戦に駒を進めている。
 
◆男子シングルス2回戦結果(10月30日)
〇望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)[2] 6-1 6-3 田代悠雅(SYSテニスクラブ)●
〇上杉海斗(江崎グリコ)[Q] 6-2 3-6 6-3 羽澤慎治(JCRファーマ)[4]●
〇関口周一(Team REC)[1]  6-0 6-1 松岡隼(B6TC)[WC]●
〇住澤大輔(エキスパートパワーシズオカ)[13]  4-6 6-4 6-4 河内一真(橋本総業ホールディングス)●
○田沼諒太(エキスパートパワーシズオカ)6-1 6-4 柴野晃輔(LUCENT ATHLETE WORKS)[16]●
○磯村志(やすいそ庭球部)[14] 6-4 6-2 林航平(慶應義塾大学)[WC]●
〇白石光(SBC メディカルグループ)[7] 7-5 6-3 江原弘泰(エキスパートパワーシズオカ)[Q] ●
〇福田創楽(橋本総業ホールディングス)[12] 6-4 6-4 鈴木昂(エキスパートパワーシズオカ)[Q]●

◆女子シングルス2回戦結果(10月30日)
○西郷里奈(東急スポーツシステム)[2] 6-2 6-1 田邑来未(早稲田大学)[WC]●
○伊藤あおい(SBC メディカルグループ)[3] 6-2 6-0 西本聖良(姫路大学)[Q]●
〇山口芽生(フリー)[13] 6-3 3-6 6-0 阿部宏美(EMシステムズ)[Q]●
○佐藤南帆(三田興産)[6] 7-6(6) 6-2 大橋麗美華(慶應義塾大学)[Q]●
〇倉持美穂(SBC メディカルグループ)[10] 6-3 6-2 松田鈴子(ノア・インドアステージ)[Q] ●
○今村咲(EMシステムズ)[12] 6-1 7-5 石井あづさ(TEAM EARNEST KOBE)[LL]●
〇小関みちか(橋本総業ホールディングス)[14] 6-3 6-4 大前綾希子(橋本総業)●
〇山崎郁美(亜細亜大学)[8] 7-6(5) 2-6 6-2 森崎可南子(橋本総業ホールディングス)[Q]●

※[Q]は予選勝者、[WC]はワイルドカード、[LL]はラッキールーザー

取材・文●小松崎弘(スマッシュ編集部)

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