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海外テニス

南フランスOPベスト4進出で注目度急上昇中の18歳フィルス。躍進の理由は「新たなコーチ陣」<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.02.12

ここ1年で大躍進を遂げたフィルス。(C)Getty images

ここ1年で大躍進を遂げたフィルス。(C)Getty images

 現在開催中の南フランス・オープンで、ATPツアー本戦2戦目にして自身初のベスト4進出を果たしたアーサー・フィルス(フランス/世界163位)が、ここ数週間の躍進の理由について明かしている。

 今季すでにチャレンジャー2大会で優勝、準優勝と好成績を収めていた18歳のフィルスは、ワイルドカードで出場した南フランス・オープンの初戦で、元世界7位のリシャール・ガスケ(フランス/同45位)をストレートで撃破した。

 2回戦で第4シードのロベルト・バウティスタアグート(スペイン/同24位)、続く準々決勝でクエンティン・ハリス(フランス/同70位)と格上を下してベスト4に進出。現地11日に行なわれた準決勝では、第2シードのヤニック・シナー(イタリア/同17位)を相手に善戦するも、5-7、2-6で敗れた。

 昨年の今頃には600位台だったランキングを、この1年で400位以上もジャンプアップさせているフィルスだが、特に活躍が目立つここ数週間について問われたインタビューで、その理由を「新たな体制によるもの」と語っている。
 
 テニス系海外メディア『UBITENNIS』によると、コーチのジェローム・ポティエ氏のもとで4年間学んだフィルスは、最近になって新たにローラン・レイモン氏と契約。これが奏功したようで「彼は戦術的、精神的な面で助けてくれて、僕の進むべき道を示してくれているんだ」と明かす。

 さらに、メンタルトレーナーとしてかつてダニール・メドベージェフ(ロシア/世界ランク12位)を指導し、現在はフランステニス連盟に所属しているフランシスカ・トーゼ氏から、メンタル面でのサポートも受けているというフィルス。

「今年の初めから彼女と一緒に仕事をしているんだけれど、とてもうまくいっている。彼女には試合の重要な瞬間を管理してもらっていて、呼吸を整えて、頭をクリアにして、集中するためのサポートをしてくれるんだ」

 18歳とは思えないガッシリとした体格から繰り出されるパワフルさと、俊敏なフットワークで注目度急上昇中のフィルスだが、「僕はまだ改善できる点が多い。もっと良いサービス、リターン、アタック、もっとソリッドにできるはずだし、やるべきことがたくさんあるんだ」と、まだまだ発展途上といった様子。

 群雄割拠の時代に突入した男子テニス界に、新たなくさびを打ち込む存在となるのか。彼の今後に目が離せない。

構成●スマッシュ編集部
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