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「馬鹿げた愚行だ!」全米OPで環境活動家が素足を地面に“接着”して抗議→49分間中断に大バッシングの嵐!「発想が狂気」「永久に出禁だ」

THE DIGEST編集部

2023.09.09

急きょ試合が中断され、不安げな表情を浮かべるガウフ。結局いったん控室に引き上げ、49分後に再開された。(C)Getty Images

急きょ試合が中断され、不安げな表情を浮かべるガウフ。結局いったん控室に引き上げ、49分後に再開された。(C)Getty Images

 最近は過激な環境活動家によるスポーツイベントでの妨害行為が頻発しているが、テニス四大大会「全米オープン」も標的とされてしまった。
【画像&動画】立ち上がって絶叫する環境活動家…そして床に足を接着させた男性を囲むNY市警の警官たち

 現地9月7日に行なわれた女子シングルス準決勝、コリ・ガウフ(米国)とカロリーナ・ムチョバ(チェコ)の一戦だ。その第2セット・第1ゲームでガウフがサービスを打とうとしたところで、3人の活動家が客席で立ち上がって絶叫をはじめた。胸に英字で「化石燃料をやめろ!」と書かれたTシャツを着た3人組で、そのうち男性1名と女性1名は強制退去させられたが、もうひとりの男性が席に居座ったのである。

 ニューヨーク市警の警官や会場警備員らが駆けつけると、なんと男性は素足の裏に接着剤を塗布して床にぴったりとつけ、ぶつぶつと呟きながら抗議を続けていたという。英紙『Daily Mail』によると「NY市警はマニキュアを落とすアセトンを使って慎重に地面から剝がしたようだ」と説明し、「それでも完全に排除して試合が再開されるまで49分を要した。馬鹿げた愚行に対して、スタンドからは『最低だ!』『クソ野郎!』といった怒号がひっきりなしに浴びせられていた」と報じている。

 いったんコートから退去したガウフとムチョバも戻ってゲームはリスタートされ、ガウフがセットカウント2-0で初の決勝進出を果たした。全米を熱狂させている19歳の人気者は「気候変動が深刻化しているのは事実だと思う。あんなことは起こってほしくないけど、彼らが信じて取った行動ならば仕方がない。そこまで怒ってはいないわ」と、努めて冷静に見解を示した。
 
 しかしながら、ネット上ではファンからの容赦ないバッシングが飛んだ。「もはや発想が狂気でしかない」「彼らを永久に出禁にせよ!」「刑務所にぶち込め!」「もっと厳罰に処さないとなくならないよ」「なぜスポーツ界でばかり問題を起こすんだ!」「恥を知れ」など、手厳しい意見が多く寄せられている。男性2名は現行犯逮捕され、のちに女性もスタンド外で当局に身柄を拘束された。

 女子シングルス決勝は現地9日、ガウフとアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)の顔合わせで開催される。

構成●THE DIGEST編集部
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