男子テニス世界ランキング10位のトミー・ポール(アメリカ)は、今季最初の四大大会である「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)でベスト8に進出。大会後のランキングで9位まで上り詰め、ツアーデビューから10年目にして初のトップ10入りを果たした。
2019年にトップ100入りを果たして以降、非常に高いレベルのポテンシャルを持ちながらも長らく30位の壁を破れないでいたポールだが、昨年には3つのツアータイトルを獲得してブレークスルーに成功。そんな彼が、急激に調子を上げられた秘訣についてインタビューで明かしている。
英国メディア『Express』によると、ポールはその秘訣について「完璧なワークライフバランス」を実現することを挙げており、トミーの場合は趣味である釣りをすることで心身ともにリフレッシュしているのだという。
「トーナメントに出場する前には、少しストレスを感じたり練習モードになって、常にテニス、テニス、テニスという状態になっていた。でも今は木曜日になるとチームから『テニスは終わりだ。釣りに行ってこい』と言われるよ。それが僕にとって本当に良いことなんだ」
釣りに打ち込む時間がポールにとって非常に重要なようで、彼は「釣りをしていると心がすっきりするんだ。好きなことをしていると他のことを考える暇がなくて、本業から完全に切り離されるからね」と明かす。
今となってはポールの釣り好きがテニス界の多くの人に認知されているようで、「みんな僕がオフシーズンの間ずっと釣りをしていたと思ってたみたいだよ。でもちゃんとテニスが一番だと言っているんだ」と語った。
趣味の時間を定期的に挟むことでメリハリが生まれ、本業であるテニスにも集中できる環境になった。
「練習コートに行って上達することが好きになった。本当に真剣に取り組めるようになったんだ。テニスは仕事だけど、同時に楽しんでもいるよ」
ポールは今後、母国開催のATP1000大会「BNPパリバ・オープン」(3月5日~16日/アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート)に出場予定。ワークライフバランスを確立することで新たなステージを迎えた彼のテニスを、地元カリフォルニアの人々へ存分に披露してほしい。
構成●スマッシュ編集部
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「トーナメントに出場する前には、少しストレスを感じたり練習モードになって、常にテニス、テニス、テニスという状態になっていた。でも今は木曜日になるとチームから『テニスは終わりだ。釣りに行ってこい』と言われるよ。それが僕にとって本当に良いことなんだ」
釣りに打ち込む時間がポールにとって非常に重要なようで、彼は「釣りをしていると心がすっきりするんだ。好きなことをしていると他のことを考える暇がなくて、本業から完全に切り離されるからね」と明かす。
今となってはポールの釣り好きがテニス界の多くの人に認知されているようで、「みんな僕がオフシーズンの間ずっと釣りをしていたと思ってたみたいだよ。でもちゃんとテニスが一番だと言っているんだ」と語った。
趣味の時間を定期的に挟むことでメリハリが生まれ、本業であるテニスにも集中できる環境になった。
「練習コートに行って上達することが好きになった。本当に真剣に取り組めるようになったんだ。テニスは仕事だけど、同時に楽しんでもいるよ」
ポールは今後、母国開催のATP1000大会「BNPパリバ・オープン」(3月5日~16日/アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート)に出場予定。ワークライフバランスを確立することで新たなステージを迎えた彼のテニスを、地元カリフォルニアの人々へ存分に披露してほしい。
構成●スマッシュ編集部
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