開催中の男子テニスツアー「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/ATP1000)に出場しているアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク2位)が、試合後にサッカー界のレジェンドで旧知のトニ・クロース(ドイツ)と再会。会場のカハ・マヒカでラケットとユニフォームを贈り合い、競技を越えた敬意と友情を形にした。
2人が顔を合わせたのは、ズベレフがアレハンドロ・ダビドビッチフォキナを倒した3回戦の後だった。選手ボックスから2-6、7-6(3)、7-6(0)の逆転勝利を見届けると、クロースは選手専用エリアへ姿を見せた。親しげに挨拶を交わし、レアル・マドリーのユニフォームに、「To my friend Sascha. Best of luck. Your fan, Toni.(友人サーシャへ。幸運を祈ってるよ。ファンより、トニ)」との直筆メッセージを添えてプレゼント。ズベレフも使っていたラケットにサインを入れ、お返しした。
その後、ズベレフは自身のInstagramストーリーにツーショット写真を投稿。「ごめんよ、レアル・マドリー。彼は僕がコーチとして連れていくから、復帰はないよ」と、冗談まじりのコメントを添えた。加えて動画も投稿し、2人が陽気に会話を交わしたり、プレゼントを交換する様子を公開している。
ドイツ代表としてワールドカップを制した2014年から、10年にわたってレアル・マドリーの中盤を支えたクロース。その間に欧州チャンピオンズリーグを5度優勝、ラ・リーガを4度制覇するなど、スペインでも華々しいキャリアを築いた。昨シーズン限りで現役を引退したが、現在も家族と共にマドリードで暮らしている。
一方のズベレフにとっても、マドリードはキャリア初期から相性の良い土地だ。18年と21年には「マドリード・オープン」を制覇。22年には準優勝を飾っている。もっとも今回は、この交流後の4回戦でフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン/21位)に5-7、3-6で敗れ、3度目のタイトルとはならなかったが...。
ドイツを背負い、異なる競技で世界の舞台に立ち続けた2人の間には、深いリスペクトと信頼関係がある。過去にもSNS上で互いにやり取りする様子が度々話題となっており、今回の再会は、そんな絆を改めて印象づけるものとなった。
構成●スマッシュ編集部
【動画】ズベレフがインスタグラムに投稿した、クロースと楽しげに交流する様子
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その後、ズベレフは自身のInstagramストーリーにツーショット写真を投稿。「ごめんよ、レアル・マドリー。彼は僕がコーチとして連れていくから、復帰はないよ」と、冗談まじりのコメントを添えた。加えて動画も投稿し、2人が陽気に会話を交わしたり、プレゼントを交換する様子を公開している。
ドイツ代表としてワールドカップを制した2014年から、10年にわたってレアル・マドリーの中盤を支えたクロース。その間に欧州チャンピオンズリーグを5度優勝、ラ・リーガを4度制覇するなど、スペインでも華々しいキャリアを築いた。昨シーズン限りで現役を引退したが、現在も家族と共にマドリードで暮らしている。
一方のズベレフにとっても、マドリードはキャリア初期から相性の良い土地だ。18年と21年には「マドリード・オープン」を制覇。22年には準優勝を飾っている。もっとも今回は、この交流後の4回戦でフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン/21位)に5-7、3-6で敗れ、3度目のタイトルとはならなかったが...。
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構成●スマッシュ編集部
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