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【テニスギア講座】シューズを買う時は「試履き」が絶対に必要! 確認すべきポイントはここ!<SMASH>

松尾高司

2025.07.26

トッププロだと自分の足型まで採ってシューズを成型してもらう場合もあるが、市販モデルから選ぶ一般愛好家は試履きが絶対だ。(C)Getty Images

トッププロだと自分の足型まで採ってシューズを成型してもらう場合もあるが、市販モデルから選ぶ一般愛好家は試履きが絶対だ。(C)Getty Images

 今回のテーマは「シューズの試履き」です。お店の試履きでは良かったのに、履いているうちに「あれっ、なんか違う?」と感じることがあります。正しい試履きの仕方を知り、失敗を防ぎましょう。

 試履きにおける「サイズ確認」というと、足の長さ的に合っているかどうかだけと思っている人がいるかもしれませんが、足のサイズにはたくさんの要素があるので、試履きでそれぞれ確認すべきです。

 まず、つま先にどれくらいの余裕が必要かを確認。巷ではずっと「足指の先に1センチくらいの余裕」と言われてきましたが、それは足がシューズの中でズレた時に、つま先がダメージを受けないように...という狙いでした。でも現代のテニスシューズはフィット性が高く、特に足が前後に動いてしまうことが少ないので、「指先から0.5センチの余裕」で十分だと言われています。

 それから「○○」のメーカーなら自分は△センチ...なんて決めちゃっている人がいますが、メーカーが同じならば全て同じサイズ設定というわけではないことを肝に銘じてください。同メーカーでもモデルによって違いがあるので、必ず全て試履きすべきです!
 
 最近は「足幅」を気にするプレーヤーがとても多くなっています。どうしてかというと、足幅設定に選択肢ができたからです。

 ショップでの会話を聞いていると、「自分は足幅が広いから、幅広タイプでなければダメ」と決めつけて、他のタイプを拒否し続けている人が少なくないですね。中には間違いなく幅広な人もいますが、実は「体重の重い人」や「体格のいい人」ほど、幅はピッタリめを選択すべきと思います。

 足幅が広すぎると、横へ踏み込んだ時にシューズの中で足が横ズレしてしまい、パワーロスになると同時に、ケガにもつながります。すると無意識に踏ん張ろうとする力が働いて、知らぬ間に疲れてしまうんです。疲れ感って、実は幅広シューズが原因のことも多いので、店頭でフィッティングする時点でピッタリフィットのものを選びましょう。
 
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