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ラグビー

ラグビー日本代表リーチ マイケル「目的は経験ではなく勝つこと」と欧州遠征4連戦に自信!

THE DIGEST編集部

2025.10.30

欧州遠征4連戦を「勝ちに行く」ことが一番の目的だと力強く語ったリーチマイケル。

欧州遠征4連戦を「勝ちに行く」ことが一番の目的だと力強く語ったリーチマイケル。

 11月、エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)の指揮のもと年々成長を続ける日本代表は南アフリカ、アイルランド、ウェールズ、ジョージアとの4連戦を迎える。着実に進化を遂げながらも、それを証明する結果を出したい日本代表。極めてハードながら、進化の過程において大きな意味を持つテストマッチ4連戦を目前に控えた今、偉大なFL/LOリーチ マイケルは「自分たちのラグビーをやり切る」と勝利への強い意欲を示している。

 日本代表戦4試合をはじめ、北半球と南半球の強豪が相見えるキルター・ネーションズシリーズを放送・配信するWOWOWが、日本代表の精神的支柱として長きにわたり高いパフォーマンスを見せ続けているレジェンド、リーチ マイケルに11月の4連戦の意気込みを聞いた。

・・・・・・・・・・・・・・・

──11月2日(日)の欧州遠征初戦の相手は世界ランキング1位の南アフリカです。15年W杯(ラグビーワールドカップ)での勝利から10年が経ち、日本代表として4度目の対戦となります。

 すごくワクワクしています。10年前の対戦は、日本代表がイングランド(15年W杯開催地)で成長した(ことが表れた)試合なのかなと思っています。今、新たに『超速ラグビー』を目指しているなかで、一番強い相手に対してそれが通用するか、心から楽しみにしています。
 
──10年前と比べて日本代表が一番大きく変わったのはどのあたりでしょうか?

 選手のサイズとスピードが変わりました。日本代表はスピードで勝つという方針が今後も変わらないので、一番フィジカルの強い相手にそれがどこまで通用するのか、たくさん学びたいと思っています。もちろん、僕たちは『経験したい』のではなく『勝ちにいく』ことが一番の目的なので、それを楽しみにしています。

──南アフリカに対して、具体的にどんな戦い方をしたいですか?

 やはりスピードと、あとはディフェンスが鍵になってきます。ハイボールの処理やセットプレーも重要です。それはどんな相手に対しても同じですが、特に南アフリカはものすごく武器が多いチームなので、そのあたりを強化しないといけないと思っています。

──今の南アフリカにはどんなイメージを持っていますか?

 トニー・ブラウン(元日本代表アタックコーチ。現南アフリカ代表アタックコーチ)が入ったことで、ラインアウトからのアタックがとてもうまいです。以前の南アフリカのように縦にどんどん突いてくるだけではなく横に振ったりと、面白いラグビーをやっています。

──警戒をしている選手がいればお願いします。

 1人だけ挙げるのは難しいですが、10番のSOマニー・リボックは素晴らしいですね。あとはLOエベン・エツベスをはじめFWのサイズが大きいですし、チームとして全体的にいい選手が揃っています。誰もが世界トップレベルの選手です。
 
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