F1第21戦のブラジル・サンパウロGP、フェラーリは決勝でシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンの両ドライバーがリタイアに終わり、スプリントでの計6ポイントを獲得するのみに。チームとして失意の週末を過ごした。
予選13番手に沈んだハミルトンはオープニングラップでフランコ・コラピント(アルピーヌ)に接触してフロントを破損。戦闘力を失って後方を走行した後、タイムペナルティを消化して37周でマシンを降りた。
3番グリッドからのスタートで3戦連続表彰台が期待されたルクレールは、2番手を狙っていた5周目にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とキミ・アントネッリ(メルセデス)の接触の煽りを受けて、あっさりとレースを終えた。
これで「跳ね馬」は、連続未勝利がチーム史上6番目に長い25戦に伸びた。コンストラクターズランキングでは、マックス・フェルスタッペンがピットレーンスタートから驚異の3位表彰台を獲得するなど週末を通して20ポイントを加えたレッドブルに3位の座を奪われ、2位メルセデスには36ポイント差をつけられている。
昨季は最終戦までマクラーレンとコンストラクターズチャンピオンを争い、2008年以来のタイトルを狙っていたにもかかわらず、今季は完全に期待を裏切られている現状。フェラーリのジョン・エルカーン会長も我慢の限界を迎えたのか、レース翌日に行なわれた冬季オリンピック(ミラノ・コルティナ大会)のイベントにおいて、厳しい言葉を発した。
「ブラジルは大きな失望だった。シーズンを見渡せば、我々のメカニックたちはピットストップで最高のパフォーマンスを見せている。エンジニアたちについても、車が改善されたことに疑いはない。しかし、それ以外の部分は水準に達していない。我々には、ドライビングに集中し、余計な発言を控えるべきドライバーたちがいる。まだ重要なレースが残っており、2位獲得も不可能ではない」(伊スポーツ紙『Gazzetta dello Sport』より)
さらにエルカーン会長は、「我々には、自分のことではなく、フェラーリのことを考えられるドライバーが必要だ」とも付け加えた。まるでチームの不振の原因が2人のドライバーだけにあるかのようにも捉えられる発言は、少なからず物議を醸している。
予選13番手に沈んだハミルトンはオープニングラップでフランコ・コラピント(アルピーヌ)に接触してフロントを破損。戦闘力を失って後方を走行した後、タイムペナルティを消化して37周でマシンを降りた。
3番グリッドからのスタートで3戦連続表彰台が期待されたルクレールは、2番手を狙っていた5周目にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とキミ・アントネッリ(メルセデス)の接触の煽りを受けて、あっさりとレースを終えた。
これで「跳ね馬」は、連続未勝利がチーム史上6番目に長い25戦に伸びた。コンストラクターズランキングでは、マックス・フェルスタッペンがピットレーンスタートから驚異の3位表彰台を獲得するなど週末を通して20ポイントを加えたレッドブルに3位の座を奪われ、2位メルセデスには36ポイント差をつけられている。
昨季は最終戦までマクラーレンとコンストラクターズチャンピオンを争い、2008年以来のタイトルを狙っていたにもかかわらず、今季は完全に期待を裏切られている現状。フェラーリのジョン・エルカーン会長も我慢の限界を迎えたのか、レース翌日に行なわれた冬季オリンピック(ミラノ・コルティナ大会)のイベントにおいて、厳しい言葉を発した。
「ブラジルは大きな失望だった。シーズンを見渡せば、我々のメカニックたちはピットストップで最高のパフォーマンスを見せている。エンジニアたちについても、車が改善されたことに疑いはない。しかし、それ以外の部分は水準に達していない。我々には、ドライビングに集中し、余計な発言を控えるべきドライバーたちがいる。まだ重要なレースが残っており、2位獲得も不可能ではない」(伊スポーツ紙『Gazzetta dello Sport』より)
さらにエルカーン会長は、「我々には、自分のことではなく、フェラーリのことを考えられるドライバーが必要だ」とも付け加えた。まるでチームの不振の原因が2人のドライバーだけにあるかのようにも捉えられる発言は、少なからず物議を醸している。
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