11月16日、牝馬の中距離女王を決める一戦、エリザベス女王杯(GⅠ、京都・芝2200m)が行なわれ、単勝オッズ2.3倍の1番人気に推されたレガレイラ(牝4歳/美浦・木村哲也厩舎)が堂々たるレース運びから豪快に突き抜けて快勝。2023年のホープフルステークス、昨年の有馬記念に続いて、3つ目のGⅠタイトルを手にした。走破タイムは2分11秒0だった。
1馬身3/4差の2着には4番人気のパラディレーヌ(牝3歳/栗東・千田輝彦厩舎)が粘り込み、3着には後方から追い込んだ9番人気のライラック(牝6歳/美浦・相沢郁厩舎)が入った。
2番人気のリンクスティップ(牝3歳/栗東・西村真幸厩舎)は4着に、3番人気のココナッツブラウン(牝5歳/栗東・上村洋行厩舎)は5着とそれぞれ健闘した。一方、秋華賞(GⅠ)で2着した5番人気のエリカエクスプレス(牝3歳/栗東・杉山晴紀厩舎)は逃げばてて12着に沈み、昨年の桜花賞(GⅠ)を制している6番人気のステレンボッシュ(牝4歳/美浦・国枝栄厩舎)も伸びきれず10着と復活はならなかった。
終わってみれば、3歳にして牡牝混合の有馬記念を制したレガレイラが、まざまざと格の違いを見せつける一戦となった。予想通りにエリカエクスプレスが先頭に立つと、積極策をとったシンリョクカ(牝5歳/美浦・竹内正洋厩舎)がそれをマークし、ケリフレッドアスク(牝3歳/栗東・藤原英昭厩舎)は3番手。リンクスティップとパラディレーヌは先団を進み、レガレイラはその後ろの9~10番手、ココナッツブラウンは11~12番手付近を追走した。エリカエクスプレスが刻んだラップは1000mの通過が59秒9という速めのミドルペース。京都の外回りコースらしく第3コーナーの坂の下りから馬群はスピードを上げながら直線へと向いた。
エリカエクスプレスが一杯になったところ、まず馬群から抜け出してきたのはパラディレーヌで、一気に仕掛けて後続を突き放しにかかる。しかし直線の半ばで、馬場の中央へ持ち出して迫力の脚色で追い込んできたのはレガレイラ。その早めに仕掛けたパラディレーヌを豪快に差して先頭に立つと、ゴールではそれに1馬身3/4(0秒3)という決定的な差を付けていた。まだ手応えに余裕があったレガレイラの上がり3ハロンは、大外から追いこんで3着に食い込んだライラックと最速タイの34秒2を記録していた。
1馬身3/4差の2着には4番人気のパラディレーヌ(牝3歳/栗東・千田輝彦厩舎)が粘り込み、3着には後方から追い込んだ9番人気のライラック(牝6歳/美浦・相沢郁厩舎)が入った。
2番人気のリンクスティップ(牝3歳/栗東・西村真幸厩舎)は4着に、3番人気のココナッツブラウン(牝5歳/栗東・上村洋行厩舎)は5着とそれぞれ健闘した。一方、秋華賞(GⅠ)で2着した5番人気のエリカエクスプレス(牝3歳/栗東・杉山晴紀厩舎)は逃げばてて12着に沈み、昨年の桜花賞(GⅠ)を制している6番人気のステレンボッシュ(牝4歳/美浦・国枝栄厩舎)も伸びきれず10着と復活はならなかった。
終わってみれば、3歳にして牡牝混合の有馬記念を制したレガレイラが、まざまざと格の違いを見せつける一戦となった。予想通りにエリカエクスプレスが先頭に立つと、積極策をとったシンリョクカ(牝5歳/美浦・竹内正洋厩舎)がそれをマークし、ケリフレッドアスク(牝3歳/栗東・藤原英昭厩舎)は3番手。リンクスティップとパラディレーヌは先団を進み、レガレイラはその後ろの9~10番手、ココナッツブラウンは11~12番手付近を追走した。エリカエクスプレスが刻んだラップは1000mの通過が59秒9という速めのミドルペース。京都の外回りコースらしく第3コーナーの坂の下りから馬群はスピードを上げながら直線へと向いた。
エリカエクスプレスが一杯になったところ、まず馬群から抜け出してきたのはパラディレーヌで、一気に仕掛けて後続を突き放しにかかる。しかし直線の半ばで、馬場の中央へ持ち出して迫力の脚色で追い込んできたのはレガレイラ。その早めに仕掛けたパラディレーヌを豪快に差して先頭に立つと、ゴールではそれに1馬身3/4(0秒3)という決定的な差を付けていた。まだ手応えに余裕があったレガレイラの上がり3ハロンは、大外から追いこんで3着に食い込んだライラックと最速タイの34秒2を記録していた。




