F1レッドブルの角田裕毅は現地11月21日、第22戦ラスベガスGPの予選でQ1落ちを喫した。カットラインまで0.782秒落ち、チームメイトで、最終的に2番グリッドを獲得したマックス・フェルスタッペンから3秒以上遅れて19番手となった。
予選前には「おそらく今までで最高のペース」と自信を持っていたという角田だったが、まさかのQ1敗退となった直後には、謎のグリップ不足に困惑を隠せなかった(F1公式インタビューより)。
「まるで足元が凍り付いているような感覚で、ホイールが空転していた。おかしいと感じていたが、タイヤセットに何が起こったのか分からなかった。前回エクストリームタイヤ(雨用タイヤ)を使った時はそんな感覚はなく、すごく速かったのに、(上位勢から)3秒遅れとなってしまったのは、理解できない」
この謎のペースダウンについて、ローラン・メキース代表は以下のようにコメント。チームのミスであり、角田に非はないとして謝罪した。
「ユウキに関しては、我々の責任だ。タイヤ内圧(の設定)で大きなミスを犯し、競争力を発揮するチャンスがほとんどないセッティングになってしまった。チームとして謝罪する。あってはならないことだが、実際に起こってしまった。この出来事から学び、さらに強くなって戻ってくるのが最善の策だ。ユウキは週末を通して非常に良いリズムで走れていたので、そのチャンスを奪ってしまったのは痛恨の極み。明日はきっと興味深いレースになるだろう」
角田の言葉通り、フリー走行1回目では3番手タイムを出すなど、好走を見せていた分、なんとももったいない結果となってしまったが、マシンの戦闘力があるのは事実。決勝では後方からの追い上げに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅、FP1残り15分で全体トップタイムをマーク!
予選前には「おそらく今までで最高のペース」と自信を持っていたという角田だったが、まさかのQ1敗退となった直後には、謎のグリップ不足に困惑を隠せなかった(F1公式インタビューより)。
「まるで足元が凍り付いているような感覚で、ホイールが空転していた。おかしいと感じていたが、タイヤセットに何が起こったのか分からなかった。前回エクストリームタイヤ(雨用タイヤ)を使った時はそんな感覚はなく、すごく速かったのに、(上位勢から)3秒遅れとなってしまったのは、理解できない」
この謎のペースダウンについて、ローラン・メキース代表は以下のようにコメント。チームのミスであり、角田に非はないとして謝罪した。
「ユウキに関しては、我々の責任だ。タイヤ内圧(の設定)で大きなミスを犯し、競争力を発揮するチャンスがほとんどないセッティングになってしまった。チームとして謝罪する。あってはならないことだが、実際に起こってしまった。この出来事から学び、さらに強くなって戻ってくるのが最善の策だ。ユウキは週末を通して非常に良いリズムで走れていたので、そのチャンスを奪ってしまったのは痛恨の極み。明日はきっと興味深いレースになるだろう」
角田の言葉通り、フリー走行1回目では3番手タイムを出すなど、好走を見せていた分、なんとももったいない結果となってしまったが、マシンの戦闘力があるのは事実。決勝では後方からの追い上げに期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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