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「悲惨なシーズンは続いている」角田裕毅の苦戦&チームのミスに苦言「中団から抜け出せなかった」専門メディアが辛辣評価「新しいPUを搭載してスタートしたが…」

THE DIGEST編集部

2025.11.27

各国メディアから厳しい評価が下った角田。(C)Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅は、現地11月22日の第22戦ラスベガスGPで14番目にチェッカーフラッグを受けた。レース後にマクラーレン勢の車両規定違反による失格で12位が確定した。

 初日のフリー走行で手応えを掴んだものの、予選ではチームがタイヤの空気圧の設定を誤るまさかのミスでまともにタイムを出せず19番手に。決勝ではパワーユニットとリアウィングの交換をし、ピットレーンスタートから巻き返しを狙ったが、1周目終わりのタイヤ交換も、直後のバーチャルセーフティカー(VSC)によって奏功せず。フランコ・コラピント(アルピーヌ)を抜きあぐねたため、さらに状況を悪化させてしまった。

 チーム、ドライバーともに悪いところが出てしまった週末。結果を出せない現状にますますフラストレーションを溜めた角田に対して、各国専門メディアは「同情」を示す一方、本人の決勝におけるパフォーマンスに対して厳しい見解を示した。
 
 英国のモータースポーツ専門サイト『Crash』は10点満点で及第点に満たない「4」点を与え、「レッドブルのメキース代表は、角田の予選不振について、タイヤ空気圧の設定ミスが原因だと説明。そしてピットレーンスタートとなった角田は、決勝で順位を上げられなかった」と綴った。

 同じく「4」点とした英国専門メディア『RaceFans』は、「キミ・アントネッリ(メルセデス)のレース(予選17番手から2周目にタイヤ交換し3位入賞)は、ピットスタートからでもポイント圏内でフィニッシュ可能だったことを示した」と報道。1周目にピットインした角田と似た戦略だったルーキーの成功を強調し、角田を皮肉った。

 英国メディアの『Motorsport Week』も、「新しいパワーユニットを搭載してピットレーンからスタートしたが、順位を上げるのに苦戦」と角田のレースを総括し、「4」点を付与している。

「5.5」点と評価した『Total Motorsport』は、「ピットレーンスタートにより、レースでは開始直後から後手に回り、その後も安定したリズムを掴めなかった。多すぎる小さなミスが、より上位で終えるのを妨げた」と指摘した。
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「“同情”でランキングを上げるのは難しい」