「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」の体操競技・男子個人団体決勝が、 9月23日に名古屋市総合体育館で開催。日本は253.826点の2位で、255.095点の中国に屈した。2024年パリ五輪金メダリストの岡慎之助が本来の出来ではなかった影響も否定できなかったが、21年の東京五輪を制した橋本大輝は、後輩世界王者に強さを感じたという。
6種目すべてに登場した岡は、この試合の2番目の種目だったあん馬で落下。その後も懸命に演技を続け、平行棒では日本トップで全体2番目の14.566点をマークしたが、最終の鉄棒で再び落下してしまった。
あん馬で日本の一番手として出場した岡だったが、橋本は当初は別の選手が務める予定で急遽の大役だったと振り返る。そして、「慎之助には、とても大きな負担をかけてしまったのは、申し訳ないという気持ちはあります」と心情を明かした。
ただ、「でも本来であれば落下した技をやらずに最後まで良い演技を目指すのが普通ですけど、やり直して、鉄棒もそうですけど、あそこで決める強さっていうのは強さだと思います」と続ける。岡は、あん馬、鉄棒ともに落下した技をリピートして減点を最小限にとどめていた。
その難しさは体操選手にとっては並大抵ではないようで、橋本は「慎之助は悔しい気持ちもあると思いますけど、しんちゃんが、さらに強くなっちゃうという恐怖も覚えています」と述べた。
今回は痛恨の経験と思われるが、これを良き糧にしてさらに羽ばたいてもらい、ともに切磋琢磨したい――。橋本の言葉からは、そんな後輩への思いやりと自身の成長への意欲が感じられた。
取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)
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6種目すべてに登場した岡は、この試合の2番目の種目だったあん馬で落下。その後も懸命に演技を続け、平行棒では日本トップで全体2番目の14.566点をマークしたが、最終の鉄棒で再び落下してしまった。
あん馬で日本の一番手として出場した岡だったが、橋本は当初は別の選手が務める予定で急遽の大役だったと振り返る。そして、「慎之助には、とても大きな負担をかけてしまったのは、申し訳ないという気持ちはあります」と心情を明かした。
ただ、「でも本来であれば落下した技をやらずに最後まで良い演技を目指すのが普通ですけど、やり直して、鉄棒もそうですけど、あそこで決める強さっていうのは強さだと思います」と続ける。岡は、あん馬、鉄棒ともに落下した技をリピートして減点を最小限にとどめていた。
その難しさは体操選手にとっては並大抵ではないようで、橋本は「慎之助は悔しい気持ちもあると思いますけど、しんちゃんが、さらに強くなっちゃうという恐怖も覚えています」と述べた。
今回は痛恨の経験と思われるが、これを良き糧にしてさらに羽ばたいてもらい、ともに切磋琢磨したい――。橋本の言葉からは、そんな後輩への思いやりと自身の成長への意欲が感じられた。
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