9月23日に名古屋市総合体育館で開かれた「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」の体操競技・男子個人団体決勝で、日本は253.826点で2位だった。255.095点の中国に3連覇を許したなか、母国の“苦手種目”で奮闘したのが金田希一だった。
圧倒的な強さから“つり輪の神”とも称される蘭星宇(中国)が15.200点(Dスコア=6.0、Eスコア=9.100、ボーナス0.1)という驚異的な得点をマークした直後に、金田は次々と大技を正確に決めて14.900点(同5.6、9.200、0.1)を叩き出してみせた。
これまで日本は体操王国のひとつに数えられてきた一方、つり輪は得意ではないとされている。この日も中国の44.099点に対し、日本は43.066点と及ばなかった。それでも、試合後に取材に応じた村田憲亮監督が「つり輪だけの点差でいくと1.0ぐらい。これは、かなり今後の良い材料になると思いました」と喜ぶほどのハイパフォーマンスだった。
つり輪に自信を持つ金田は、蘭星宇の演技にも「普通に凄いな、ヤバいなみたいな。それで震えてはいないです。いつも通り。貴重な機会とは思うので、圧倒的に強い選手の次にやるのは。しかも完璧だったので。緊張感はないけど、『少しでも食らいつこう』みたいな感じでした」と振り返った。
団体では銀メダルだったが、種目別予選を兼ねた21日につり輪で蘭星宇に次ぐ2番手だった金田は、24日に同決勝に臨む。演技の内容は変えないとし、以下のように意気込んだ。
「蘭星宇選手が同じ演技をしたら負けるし、僕が動いた(減点対象となる止まれない状態)ら負けるし、蘭星宇選手が動いたら僕が勝つと思う。やってきたことを信じてやるだけですね。点数は出るので、自分の演技を信じて。しっかり休んで、しっかり食べて、頑張ります」
日本待望のつり輪のスペシャリストが、自然体で神に挑む。
取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)
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圧倒的な強さから“つり輪の神”とも称される蘭星宇(中国)が15.200点(Dスコア=6.0、Eスコア=9.100、ボーナス0.1)という驚異的な得点をマークした直後に、金田は次々と大技を正確に決めて14.900点(同5.6、9.200、0.1)を叩き出してみせた。
これまで日本は体操王国のひとつに数えられてきた一方、つり輪は得意ではないとされている。この日も中国の44.099点に対し、日本は43.066点と及ばなかった。それでも、試合後に取材に応じた村田憲亮監督が「つり輪だけの点差でいくと1.0ぐらい。これは、かなり今後の良い材料になると思いました」と喜ぶほどのハイパフォーマンスだった。
つり輪に自信を持つ金田は、蘭星宇の演技にも「普通に凄いな、ヤバいなみたいな。それで震えてはいないです。いつも通り。貴重な機会とは思うので、圧倒的に強い選手の次にやるのは。しかも完璧だったので。緊張感はないけど、『少しでも食らいつこう』みたいな感じでした」と振り返った。
団体では銀メダルだったが、種目別予選を兼ねた21日につり輪で蘭星宇に次ぐ2番手だった金田は、24日に同決勝に臨む。演技の内容は変えないとし、以下のように意気込んだ。
「蘭星宇選手が同じ演技をしたら負けるし、僕が動いた(減点対象となる止まれない状態)ら負けるし、蘭星宇選手が動いたら僕が勝つと思う。やってきたことを信じてやるだけですね。点数は出るので、自分の演技を信じて。しっかり休んで、しっかり食べて、頑張ります」
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