専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
陸上

男子十種競技で日本に2大会ぶりの金をもたらす! 丸山優真が抱いていた野望「これを機に、ぜひ皆様に…」【陸上/アジア大会】

野口一郎(THE DIGEST編集部)

2026.09.28

アジアの“キング・オブ・アスリート”となった丸山。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

アジアの“キング・オブ・アスリート”となった丸山。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 9月27日、名古屋市瑞穂公園陸上競技場で「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」の陸上競技・男子十種競技の2日目が行なわれ、丸山優真が8123点で優勝。日本に2大会ぶりに同種目の金メダルをもたらした28歳は、激闘後に今大会と今後の野望を口にした。

 8321点の日本記録を持つ丸山は26日の初日、100mを全体3番目の10.75(+0.3m)で発進すると、走幅跳で7m12、砲丸投で14m03、走高跳で2m00、400mで48秒28を、それぞれマークし、4188点で3番手につける。

 勝負の2日目は110メートルハードルで断トツの14秒00を叩き出すと、円盤投で44m21、棒高跳で5m10と、全体トップを3種目連続で達成。右肘痛のため1投のみにとどめたやり投こそ47m29にとどまったが、最終の1500mでは首位と1秒差以内の4分33秒92で走破し、悠々と逃げ切った。

 試合後に取材に応じた丸山は、ラストの1500mでの大声援に「凄すぎて、集中していたのに耳に入ってくるぐらいの大歓声のなかで走れたのは、すごく嬉しかったです」と喜ぶ。この勝利で十種競技の知名度も上がるのでは、という報道陣からの問いには、以下のように答えた。
 
「ほぼ満員のスタジアムでできるのは、日本の十種競技の大会では、ありません。これを機に、ぜひ皆様に十種競技を知っていただこうという思いを持ちながら、競技していました。声援も受けながら、『僕も楽しませよう』と努力をしながら。もっと、日本に十種競技を広めていければと思います」

 10もの種目をハイレベルにこなす十種競技は海外では人気があり、勝者は“キング・オブ・アスリート”と尊敬される。一方、国内では事情が異なる。日本選手権では別開催で、セイコーゴールデングランプリ陸上などの大会でも不採用で、陸上ファンであっても生観戦の機会は限られている。

 そんななかアジア大会という大舞台で、その種目の魅力を存分にアピールした丸山。今後に向けては「アジアだけではなく、次はどんどん世界にフォーカスを当てていかないといけません」と意気込んだ。

 今回の丸山の活躍を見て十種競技のファンになった人や、実際に始めてみようと思う子どももいるだろう。そんな人たちの期待も背負い、丸山はさらに上を目指していくはずだ。

取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)

【記事】福部真子が女子100mHで金! 中島ひとみも銀で日本勢がワンツー!【陸上/アジア大会】

【記事】村竹ラシッドが男子110mHで銀 中国の陳源江に屈する【陸上/アジア大会】

【画像】パワフルな走りとキュートな笑顔で観衆を魅了! 日本陸上界が誇る“美女ランナー”山本有真の厳選フォトを一挙紹介!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    9月10日(木)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    9月17日(木)発売

    定価:890円 (税込)
  • smash

    9月26日(土)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    8月25日(火)発売

    定価:1200円 (税込)
  • slugger

    9月26日(土)発売

    定価:1100円 (税込)