リングの外での“パフォーマンス”が脚光を浴びている。
新型コロナウイルスの影響により、格闘技界でもイベントの中止や延期が相次ぐなか、アメリカの総合格闘技団体『UFC』は、現地時間3月31日、公式ツイッターで様々なファイターたちのフェイスオフシーンをまとめた動画を公開。密かな話題となっている。
記者会見や計量で対戦する両者が対面するフェイスオフ。それはUFCを語るうえでも、重要な要素の一つだ。そのパフォーマンスは選手によって様々で、今にも殴り合いそうな闘争心剥き出しのファイターもいれば、コスプレやダンスを踊って相手を挑発したり、ライバルへのリスペクトを表すファイターもいる。
今回UFCがピックアップしたフェイスオフシーンも、選手たちの個性が溢れ出ているものばかりだ。例えば、2016年8月に開催された『UFC202』では、互いをいがみ合っていたネイト・ディアスとコナー・マクレガーが、乱闘寸前の睨み合いを展開。ダナ・ホワイト社長自らが割って入る事態となった。
ユニークなシーンもある。16年12月の『UFC サクラメント』では、ペイジ・ヴァンザントがダンスを披露すると、対戦相手のミシェル・ウォーターソンもそれに応戦。会場は和やかなムードとなった。
この動画の中で、唯一、2回もピックアップされているのが、ポーランドの“最強女王”ヨアンナ・イェンジェイチックだ。彼女は、ジャン・ウェイリー(20年3月/UFC248)とローズ・ナマユナス(17年11月)とのフェイスオフで、相手に対して、「私の拳があなたを黙らせるわ」や「あなたはリング上じゃおチビちゃん」と煽り、強烈なプレッシャーをかけ続けた(いずれの試合も負けてしまっているのだが……)。
ファイターたちのキャラクターが存分に出た対面シーンのピックアップ動画には、ファンも反応。次のようなメッセージが殺到した。
「やっぱマクレガーとディアスだ」
「これも大事な戦い」
「これがなきゃUFCじゃない」
「素晴らしい! 強いて言うならジョーンズとコーミエのも追加してほしい」
「ヨアンナの問いかけはいつも見てるこっちが震えあがる」
「完璧なチョイス!」
「異論なし!」
「ジョン・ジョーンズのがないのは、彼が逮捕されたからか?」
「もっといいのがある」
「ヌルマゴメドフのがないのはなぜ?」
賛否両論はあるようだが、新型コロナウイルスの影響で戦いに飢えているファンにとって、UFCの試みは数少ない楽しみとなっているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
新型コロナウイルスの影響により、格闘技界でもイベントの中止や延期が相次ぐなか、アメリカの総合格闘技団体『UFC』は、現地時間3月31日、公式ツイッターで様々なファイターたちのフェイスオフシーンをまとめた動画を公開。密かな話題となっている。
記者会見や計量で対戦する両者が対面するフェイスオフ。それはUFCを語るうえでも、重要な要素の一つだ。そのパフォーマンスは選手によって様々で、今にも殴り合いそうな闘争心剥き出しのファイターもいれば、コスプレやダンスを踊って相手を挑発したり、ライバルへのリスペクトを表すファイターもいる。
今回UFCがピックアップしたフェイスオフシーンも、選手たちの個性が溢れ出ているものばかりだ。例えば、2016年8月に開催された『UFC202』では、互いをいがみ合っていたネイト・ディアスとコナー・マクレガーが、乱闘寸前の睨み合いを展開。ダナ・ホワイト社長自らが割って入る事態となった。
ユニークなシーンもある。16年12月の『UFC サクラメント』では、ペイジ・ヴァンザントがダンスを披露すると、対戦相手のミシェル・ウォーターソンもそれに応戦。会場は和やかなムードとなった。
この動画の中で、唯一、2回もピックアップされているのが、ポーランドの“最強女王”ヨアンナ・イェンジェイチックだ。彼女は、ジャン・ウェイリー(20年3月/UFC248)とローズ・ナマユナス(17年11月)とのフェイスオフで、相手に対して、「私の拳があなたを黙らせるわ」や「あなたはリング上じゃおチビちゃん」と煽り、強烈なプレッシャーをかけ続けた(いずれの試合も負けてしまっているのだが……)。
ファイターたちのキャラクターが存分に出た対面シーンのピックアップ動画には、ファンも反応。次のようなメッセージが殺到した。
「やっぱマクレガーとディアスだ」
「これも大事な戦い」
「これがなきゃUFCじゃない」
「素晴らしい! 強いて言うならジョーンズとコーミエのも追加してほしい」
「ヨアンナの問いかけはいつも見てるこっちが震えあがる」
「完璧なチョイス!」
「異論なし!」
「ジョン・ジョーンズのがないのは、彼が逮捕されたからか?」
「もっといいのがある」
「ヌルマゴメドフのがないのはなぜ?」
賛否両論はあるようだが、新型コロナウイルスの影響で戦いに飢えているファンにとって、UFCの試みは数少ない楽しみとなっているようだ。
構成●THE DIGEST編集部