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世界陸連が、東京五輪の代表選考を11月30日まで“中断”と発表。日本選手権はどうなるのか?

THE DIGEST編集部

2020.04.08

世界陸連は、東京五輪の代表選考を11月いっぱいまで中断することを発表。(C)Getty Images

世界陸連は、東京五輪の代表選考を11月いっぱいまで中断することを発表。(C)Getty Images

 4月7日、世界陸連は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、アスリート委員会や各地域の理事などと協議した結果、東京五輪の出場権を争う選考期間を、11月30日まで中断することを発表した。

 この期間中、東京五輪の参加標準記録をいかなる大会でクリアしても無効、さらには五輪出場資格に関わる世界ランキングのポイントも対象外になることが決定。

 この決定を受け、世界陸連のセバスチャン・コー会長は「入国制限などで、大会の出場機会が不平等となっている中で、公平性を保てる最良の方法だと思う」とコメントした。
 
 世界的な状況が正常に戻ることを条件として、五輪出場権を争う期間は、2020年12月1日から再開。マラソンと50キロ競歩は2021年5月31日まで、トラック種目やフィールド種目など、その他の種目は6月29日までと定めた。またすでに五輪出場権を得ている選手の資格は維持されるものとした。

 今秋に延期された日本選手権が予定どおり秋開催の場合、そこで五輪参加標準記録を突破しても、五輪出場資格は得られないこととなったのだが、果たして今後どうなるのか…動向に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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