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「抜け殻になった」瀬戸大也が東京五輪の延期の喪失感に苦しんでいたことをSNSで告白。最後は「再スタートします!」

THE DIGEST編集部

2020.04.10

五輪延期から2週間、喪失感に襲われていたことを告白した瀬戸大也。(C)Getty Images

五輪延期から2週間、喪失感に襲われていたことを告白した瀬戸大也。(C)Getty Images

 競泳の瀬戸大也が10日、自身のSNSを更新。プールのコースロープにつかまり笑顔をみみせている写真とともに、コメントを投稿し、延期が決まった東京五輪についての心境を明かした。

「東京五輪の延期が決まり2週間が過ぎました」で始まった瀬戸の声明。「覚悟を持って東京オリンピックに向けてトレーニングや調整をしてきたからこそ前向きな発言ができませんでした」と、これまで発信できなかった理由を告白した。

「延期が決まったときは喪失感で抜け殻になりました。自分はすぐ気持ちを切り替えて来年頑張りますなんて言えなかったし今でもまだ完全に切り替えられてない日々が続いています」と、すでに内定を得たオリンピックの延期を受け止め切れていない様子。全く練習もできていないそうだ。
 
 一方で、「これまで練習をしてきて積み上げて来たことはタイムとして証明できている」と今年に向けての調整の過程には自信も見せており、「今後どうしたら今年以上にタイムを縮め、オリンピックで金メダルという夢を叶えられるか考えたい」と前向きに捉え始めている。

 最後に「来年でも再来年でもいつやっても絶対に金メダル獲ってやると強い気持ちを少しずつ作っていき、また再スタートします!」と決意を表明した。

「頑張ってください」「応援しています」「東京オリンピック金メダル信じてます」ファンからは温かいコメントが次々と寄せられた。

 厳しい現実を受け止めつつ前を向き始めた瀬戸。ファンにも覚悟は伝わっている。

構成●THE DIGEST編集部
 
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