格闘技・プロレス

ノアの金剛がDDTに乗り込み社長を痛烈批判!拳王「オレが高木三四郎からノアを守る!」

どら増田

2020.05.31

DDTに乗り込み、高木社長(左)を痛烈批判した拳王(右)。

 DDTプロレスは5月30日、無観客試合によるTVマッチ『DDT TV SHOW!#5』を、動画配信サービス『WRESTLE UNIVERSE』(DDT UNIVERSE改め)で世界配信した。

 プロレスリング・ノアの拳王率いるユニット「金剛」のメンバーが、DDTマットに電撃登場し、同団体とノアの社長職を兼務する高木三四郎を批判。怒りの高木社長は、6月6日に配信されるスーパーTVショー『WRESTLE PETER PAN 2020【DAY1】』で、DDTvs金剛全面対抗戦!として、高木三四郎&樋口和貞&松永智充 対 拳王&マサ北宮&覇王の6人タッグマッチを電撃決定した。

 この日、DDTマットには、拳王、北宮、稲村愛輝、覇王、仁王、征矢学の「金剛」フルメンバーがリングを独占。マイクを持った拳王は「『WRESTLE UNIVERSE』を見てる、クソヤローども!オレのこと説明しなくてもわかってるだろ。DDT社長の高木三四郎が大嫌いな拳王だ。DDTの社長、それともう一つ、オレたちノアの社長も兼任してるな。ノアのこと、何やってるんだ?オマエはノアの改革を何かしたのか?DDTのことしか考えてないんじゃねぇのか。この汚ねぇキャンバスの、この汚ねぇリングのことしか考えてねぇだろ。ノアの社長やってて、どう乗っ取ってやろうかって。DDTよりノアの方が下だと序列つけたいんだろ。オマエなんかどうでもいい。オマエはノアにいなくていい。オレが高木三四郎からノアを守ってやる!」と高木社長を痛烈に批判した。
 
 ここで、『FIRE』がヒットすると、高木社長が登場。「拳王!金剛!ここがどこだと思ってるんだ。DDTのリングなんだよ。オメエら、言いたい放題言ってくれてるけど、そんなに文句あるんだったら、リングで勝負しようじゃないか。社長命令だ。DDT、ノア・グローバルエンタテインメントの社長として命令してやる。このオレと闘え。このDDTのリングで闘え!」と直接対決を要求し、拳王と高木社長は、しばし視殺戦を展開。

 バックステージで拳王は「高木、何が社長命令だ。オマエのこと、社長と思ってないから通じない。仮にDDTの社長としても、『FIRE』って何だよ。オマエをノアの社長からファイアーしてやる!」と吐き捨てた。

 高木社長は「一つ、ハッキリさせとくけど、ノア・グローバルエンタテインメントの社長はオレだから。社長命令。拳王、オレとリングで闘え。リングで決着つければいい」と話した。続けて、「オレをファイアーする? 同じ言葉を返してやる。ノアを改革するなら、アイツをファイアーしてやる。ここはDDTのリング。激しい闘いになると思うし、お互い譲れないものがある。正面切って受けてやる。なめられたくない。DDTだろうが、ノアの選手だろうが、社長の強権発動です」とコメントしている。