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ラグビー

バレット、レイドロー、マピンピ…続々と“大物”が来日するのはなぜ?トップリーグは2022年から新局面へ!

齋藤龍太郎

2020.07.23

南アフリカ代表のマピンピ(左)、ニュージーランド代表のB・バレット(中央)、元スコットランド代表のレイドロー(右)ら大物のトップリーグ参戦は、日本ラグビーを活性してくれるだろう。(C)eEtty Images

南アフリカ代表のマピンピ(左)、ニュージーランド代表のB・バレット(中央)、元スコットランド代表のレイドロー(右)ら大物のトップリーグ参戦は、日本ラグビーを活性してくれるだろう。(C)eEtty Images

 新型コロナウイルスの影響でシーズンが途切れてしまったことにより、昨年開催されたラグビーワールドカップ日本大会から今年のトップリーグへとうまく引き継がれたはずのラグビー熱は、一転して急激に冷まされてしまったかのように見えるかもしれない。

 だが、実際はそうではない。多くのファンが来季のトップリーグ開幕に向けて早くも胸を熱くしている。世界のラグビーシーンの先頭をひた走るビッグネームの来日に心を躍らせているからだ。

 ニュージーランド代表SO/FBボーデン・バレット(サントリーサンゴリアス)。

 元スコットランド代表SHグレイグ・レイドロー(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス)。

 イングランド代表LOジョージ・クルーズ。ウェールズ代表CTBハドレー・パークス(以上パナソニック ワイルドナイツ)。

 そして、昨年のワールドカップ優勝メンバーの南アフリカ代表WTBマカゾレ・マピンピ(NTTドコモレッドハリケーンズ)。
 
 いずれも昨年のワールドカップをはじめ、世界最高峰の舞台で出色の活躍を見せてきたトッププレーヤーだ。オールブラックスで中心的役割を担い続けている現役代表のボーデン・バレットはニュージーランド、ひいては世界の至宝であり、今回のサントリーとの契約は昨シーズン限りで神戸製鋼を退団したSOダン・カーターの来日を上回るほどインパクトのある出来事と言えよう。

 ただ、日本のラグビーファンにとってのなじみ深さという点では、グレイグ・レイドローの方が上と言えるかもしれない。長年スコットランド代表を牽引し、昨年のワールドカップではキャプテンの座を譲りながら大一番の日本戦に限りゲームキャプテンに返り咲き、奮闘した。しかし最後は日本代表に28-21で敗れ、円陣で見せた男泣きとその後の代表引退表明は記憶に新しいところだ。近年の日本代表にとって、またファンにとっても最大の好敵手であると同時に、とりわけ愛されてきた選手である。

 レイドローはNTTコミュニケーションズへの移籍が発表された際、プレスリリースでこのようにコメントしている。

「2016 年に日本で行われた代表試合、そして去年のワールドカップ日本大会では日本の素晴らしい文化を経験でき、素晴らしいファンの皆様にお会いすることができました。

 日本を訪れるたびに素晴らしいおもてなしの心で歓迎していただき、これからこの素晴らしい国『日本』に住み、シャイニングアークスの一員になれる事を心待ちにしています」
 

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