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ゴルフ

ウェアだけでなく、勝負強さもウッズ並み。笹生優花が見せた18番ホール強気のパーセーブ

山西英希

2020.08.29

笹生が

笹生が"女ウッズ"と言われるゆえんにはウェアだけでなく、その強気の姿勢にもあるようだ。(C)Getty Images

 国内女子ツアー第3戦「ニトリレディス」3日目、通算8アンダーの単独首位でスタートした笹生優香がスコアを4つ伸ばし、通算12アンダーでフィニッシュ。2位以下に1打差ながらも単独首位の座をキープした。

 ツアー初優勝を飾った2週前の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」最終日に見せた黒のキャップに赤いシャツ、黒いパンツというウェアに、280ヤードを楽に越えるドライバーショットを披露したことで、“女ウッズ”の異名を持つ笹生。自身に言わせれば、本家であるタイガー・ウッズの勝負服を意識したわけではなく、たまたま赤黒の組み合わせになっただけだが、尊敬する選手だけに“女ウッズ”と呼ばれることには嬉しさを感じるという。

 この日、今大会初めて黒のキャップに赤いシャツの組み合わせで登場した笹生。パンツはレインウエアに隠れていたが、完全にウッズモードだ。前半は5バーディ、1ボギーとウッズ顔負けの猛チャージを見せ、後続を突き放す。後半、どこまでスコアを伸ばすのかと期待されたが、結局、通算12アンダーでフィニッシュ。しかし、最終18番ホールではしっかりとウッズ並みのプレーを見せてくれた。
 
 ティショットを左に曲げてボールを林の中へ打ち込んだ笹生。ピンまでは残り167ヤードあり、グリーン手前にはアゴの高いバンカーが待ち受けている。グリーンは見えるものの飛球線上に枝が覆いかぶさっているため、ピンをデッドには狙えない。ボールもラフに沈んでおり、あえて無理をする場面でもないだけに、グリーン右手前の花道にボールを落とすのが安全策かと思われた。しかし、笹生の頭にはそんなルートは浮かんでいなかった。

「普通にグリーンに乗せるつもりでした」と、通常よりもボールを右足寄りにセットすると、目一杯の力で振り切った笹生。低く打ち出されたボールはスタイミーになっていた枝をかすめたが、見事にグリーンをとらえる。それを2パットで沈めてパーでしのいだ。「ボギーになってもおかしくない状況だったのでパーセーブできたのは大きいですね」と笑顔も見せた。
 

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