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【日本選手権】今季1勝1敗の桐生祥秀vsケンブリッジ飛鳥が前日会見。桐生は課題のスタートを修正、ケンブリッジは「中盤後半で抜け出す」

THE DIGEST編集部

2020.09.30

10月1日から開催の「日本選手権」に向け、ケンブリッジ(左)と桐生(右)が会見に臨んだ。(C)Getty Images

10月1日から開催の「日本選手権」に向け、ケンブリッジ(左)と桐生(右)が会見に臨んだ。(C)Getty Images

 10月1日からデンカビッグスワンスタジアム(新潟)にて開催の「日本陸上競技選手権大会」を前日に控え、注目の男子100メートルに出場を予定している桐生祥秀とケンブリッジ飛鳥がそれぞれ会見に臨んだ。

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 日本記録保持者で、昨年100メートルと200メートルで2冠を達成したサニブラウン アブデル・ハキームは出場を見送る今大会。優勝争いは、桐生とケンブリッジの2人による一騎打ちが濃厚とされている。8月23日の「セイコーゴールデングランプリ陸上2020東京」では、10秒14で桐生が制したが、翌週29日に行なわれた『アスリート ナイトゲームズ イン 福井』では、その桐生を差し置いて、ケンブリッジが今季日本最高記録の10秒03で優勝。今季2人の直接対決は、1勝1敗となっている。

 今季10秒0台を4回出す好調ぶりを見せる桐生は「この1か月でしっかり練習できた」とコメント。続けて「優勝を狙っていきたい」と意気込みを口にした。スタートの部分を課題とし、今大会はスタートブロックの高さや幅を変更したことを明かし、「試合でどうなるか明日の予選で試したい」と語った。
 
 一方、4年ぶりの優勝を狙うケンブリッジは、コンディションについて「いい準備はできていると思う」と述べ、「来年に向けていい形で終われるよう、集中してレースに挑んでいきます」と抱負を語った。レースプランについては、「前半しっかり付いていって、中盤後半で抜け出すレースが出来れば」と明かし、「優勝することが出来れば、来シーズンに向けて自信になる」とコメントした。

 男子100メートルは、以下の日程で行なわれる。

予選  10月1日15時30分~
準決勝 10月1日19時30分~
決勝  10月2日20時30分~

構成●THE DIGEST編集部

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