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桐生祥秀が10秒27で決勝進出!日本一をかけ“今季絶好調”のケンブリッジ飛鳥と直接対決へ

THE DIGEST編集部

2020.10.01

桐生は10秒27で1着フィニッシュ。明日の決勝へと駒を進めた。(C)Getty Images

「日本陸上競技選手権大会」の1日目が1日、デンカビッグスワンスタジアム(新潟)にて開催された。注目の男子100メートルでは、予選と準決勝が行われ、桐生祥秀とケンブリッジ飛鳥らが順当に決勝へ駒を進めた。

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 日本記録保持者で、昨年100メートルと200メートルで2冠を達成したサニブラウン アブデル・ハキームは出場を見送る今大会。優勝争いは、桐生とケンブリッジの2人による一騎打ちが濃厚とされている。

 予選では、桐生が全体トップで通過し、ケンブリッジも組1着で準決勝へと進めた。その予選から、およそ4時間後に迎えた準決勝の1組目に桐生は登場。中盤以降トップに立つと、9秒台スプリンターの小池祐貴に猛追され並ぶようにしてフィニッシュ。一方、ケンブリッジは2組目に登場し、前半から多田修平と競り合う展開を繰り広げた。結果は、多田に先着されたが、2着で決勝へと進めた。

 桐生はレース後、スタートからの流れに課題を残したことを口にし、「決勝は違う試みを…」と濁した。今大会からスタートブロックの高さや幅を変更したことを前日会見で明かしており、明日の決勝ではさらに修正してくるようだ。
 
 2日20時30分から行われる決勝のスタートリストは以下の通り。

2レーン 栁田大輝 10秒38(1組4着=向かい風0.3m)
3レーン 鈴木涼太 10秒39(1組5着=向かい風0.3m)
4レーン ケンブリッジ飛鳥 10秒23(2組2着=無風)
5レーン 小池祐貴 10秒28(1組2着=向かい風0.3m)
6レーン 多田修平 10秒23(2組1着=無風)
7レーン 桐生祥秀 10秒27(1組1着=向かい風0.3m)
8レーン 竹田一平 10秒37(1組3着=向かい風0.3m)
9レーン 飯塚翔太 10秒29(2組3着=無風)

構成●THE DIGEST編集部