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ゴルフ

「一番最悪のことをしてしまった…」渋野日向子がクワドラプルボギーに唇を噛む【全米女子プロ選手権】

THE DIGEST編集部

2020.10.11

屈指の難コースに苦しむ渋野。この日はスコアを6つ落とし、11アンダーとなった。(C)Getty Images

屈指の難コースに苦しむ渋野。この日はスコアを6つ落とし、11アンダーとなった。(C)Getty Images

 アメリカ・ペンシルベニア州で開催されている海外メジャー第3戦『KPMG全米女子プロゴルフ選手権』の大会3日目。5オーバーでスタートした渋野は、前日からスコアを6つ落とし、11オーバーでホールアウトした。

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 渋野はこの日、インスタートの10番からいきなりセカンドショットを池に入れるというトラブルに見舞われる。ドロップ後はグリーン手前から4打かかり、パー4のこのコースを8打とクワドラプルボギー(ダブルパー)とする。

 ホールアウト後、「もうちょっと何とかなったよな、と思うんですけど。やっぱりパッティングも全然ダメでしたし、4パット…一番最悪のことをしてしまったかな、と思うので…情けないです」とこのホールを振り返った。

 とはいえ、このホールを除けば、1バーディ、3ボギーと、7つのボギーを出した2日目よりは、波の少ないゴルフをしている。「(前の)2日間に比べたらピンを攻めていってたと思いますけど、攻めたショットからのバーディパットがなかなか入らなかったので、もったいないと思っていました」と、チャンスを生かせなかった自らを悔やんだ。
 
 大会前「かなりグリーンが広くて、ロングパットもすごく長いのが残ってしまうのもある」と自ら警戒していた部分については、「全てが足りないと思わされる今日1日だったと思う。最後(バーディチャンス)のパットも決めたかったのですが、読みがうまくいってないのか、その読みに対しての自分の球の転がりだったりが、なかなか計算できていない」と、アンジュレーションを掌握しきれていないことを明かす。

「この2日で全て出し切ってしまったので…明日は天気がどうかわからないかわからないけど、悔いの残らない1日にしたいな、と思っています」と自らを奮い立たせた渋野。インタビュー後には一言「疲れた…」と出てしまうほど、精神的にも肉体的にも追い込まれている様子だ。

 屈指の難コースは渋野にとっての高い山となっているが、最終日は今後につながるプレーとなることを期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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