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石川祐希がイタリアで新型コロナウイルス陽性判定。容体は安定しており自宅での療養と経過観察中

THE DIGEST編集部

2020.12.09

イタリア・セリエAのミラノに所属する石川が、新型コロナウイルス陽性の判定を受けた。(C)Getty Images

 イタリア・セリエAのパワーバレー・ミラノに所属する石川祐希が、新型コロナウイルス陽性の判定を受けた。容体は安定しており、現在はイタリア政府保健当局ならびに医療機関の指導の下、所属クラブの方針に従って自宅での療養と経過観察を行なっていることを所属事務所が発表した。

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 石川は現地時間7日、「CEVチャンレジカップ・8位決定戦」に出場するためイタリアバレーボール連盟により義務付けられている新型コロナウイルス感染症の検査をミラノにて実施、同チームから石川を含む2名の陽性が確認された。

 パワーバレー・ミラノは、これまでも選手やスタッフ、関係者の安全と感染拡大防止を最優先とし、練習および試合会場に入館する際の検温、アルコール消毒、プレー時以外のマスク着用等の感染予防策を徹底しており、石川自身も自ら感染予防に努め必要最低限の活動に控えていた中での陽性判定となった。
 
 イタリアでは、10月以降、1日の新規感染者数が3万人を超える日が続き、11月6日から都市部を中心としたロックダウンが行なわれ、今月6日には、保健省により新型コロナウイルス関連の死者数が6万人を突破したことが発表されており、国全体で深刻な状況が続いている。

 石川は4日、セリエA第13節に出場。通算サービスエース100本を突破するなど活躍しており、チームをけん引してきた。所属事務所は「まずは1日でも早く、皆様に再びプレーをお見せできるよう治療に専念し、弊社といたしましても、本人の回復に最大限のサポートをして参ります」とコメントしている。

構成●THE DIGEST編集部