格闘技・プロレス

村田諒太がWBAミドル級スーパー王者に昇格。米メディアがゴロフキンら他団体王者との統一戦を予想

THE DIGEST編集部

2021.01.09

WBAミドル級スーパー王者に昇格した村田諒太。他団体王者との統一戦の可能性も広がる。(C)Getty Images

 ボクシング村田諒太が7日、WBA世界ミドル級スーパー王者に昇格した。これを受け、米メディアが今後の展開を予想した。

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 村田は、チャンピオンだった"カネロ"ことサウル・アルバレスが同王座を返上したことによってスーパー王者の座へ。所属する帝拳ジムを通じて声明を発表した。
 
「コロナ禍の影響もあり試合が出来ない期間が続いているなかでのニュースに不思議な気持ちもありますが、他団体王者との統一戦も可能性が広がったとポジティブに捉えて、嬉しく思います。スーパーチャンピオンの名に恥じないようにこれからも精進します」
 
 米ボクシング専門メディア『ボクシング・シーン』は、「彼はこの認定が、他のベルトホルダーとの対戦をアシストしてくれることを信じている」と報じ、統一戦の可能性を示唆。対戦相手としてIBF・IBO王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)、WBO王者デメトレアス・アンドラーデ(米国)、WBC王者のジャーモール・チャーロ(米国)の3人を挙げた。
 
 村田は、19年12月の王座防衛戦以降、試合から遠ざかっている。コロナ禍の中、依然不透明な情勢が続いているものの、世界王者との統一戦実現となれば日本中が盛り上がること間違いない。
 
構成●THE DIGEST編集部