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格闘技・プロレス

パッキャオ陣営が惨敗マクレガーとの試合は「現時点で需要なし!」とバッサリ

THE DIGEST編集部

2021.01.28

UFC復帰戦で惨敗を喫したマクレガーとの一戦に、パッキャオ(写真)本人の心中やいかに!? (C)Getty Images

UFC復帰戦で惨敗を喫したマクレガーとの一戦に、パッキャオ(写真)本人の心中やいかに!? (C)Getty Images

 ボクシング6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)の陣営が、昨年9月より取り沙汰されてきた元UFC2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)との一戦について、その本音を明かした。英紙『THE Sun』が報じている。

 現地1月23日(日本時間24日)、マクレガーは「UFC257」ライト級マッチで元同級暫定王者のダスティン・ポワイエ(アメリカ)と対戦。序盤に猛攻を仕掛けてペースを掴んだが、ポワイエのカーフキック(ふくらはぎ付近を蹴るローキック)に苦戦を強いられる。最後は連打から右フックを食らって無念のレフェリーストップとなり、まさかの2回TKO負けを喫した。
 
 試合後、パッキャオの運営する「MPプロモーション」のショーン・ギボンズ代表が英紙『THE Sun』の取材に応じ、声明を発表した。「とても残念だが、コナーは過去のダスティンだと思って臨み、ノックアウトされたようだった」と感想を吐露し、「おそらく彼はセネター(パッキャオ)のことを考えていただろう」と指摘。そのうえで、マクレガー戦の予定について「いまのところ戦う需要がないと思う」と言及した。

 大方の戦前予想で優勢だったマクレガーだが、今回は自身初となるTKO負けの惨敗。世界に与えたインパクトとマイナスイメージは特大で、ギボンズ氏は続けて「コナーはまずUFCで片付けなければならない仕事があるだろう」と話した。

 現在、パッキャオはWBC世界ライト級暫定王者であるライアン・ガルシア(アメリカ)とのエキシビションマッチを交渉中とのこと。“フィリピンの英雄”とのビッグマッチ実現からやや遠ざかってしまったマクレガーは、ここから巻き返せるか。今後の動向に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部
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