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池江璃花子、50mバタフライ「25秒77」で復帰後初の優勝!白血病治療から復帰5大会目で達成

THE DIGEST編集部

2021.02.21

『東京都OPEN』の50メートルバタフライで復帰後初の金メダルを獲得した池江。(C)Getty Images

 東京辰巳国際水泳場で行なわれている『東京都OPEN』の大会2日目、白血病からの完全復活を目ざす池江璃花子(ルネサンス)が女子50メートルバタフライに出場。決勝で25秒77をマークし、復帰後初となる金メダルを手にした。

 前日20日には、こちらも復帰後初の女子100メートルバタフライに出場。予選を1分0秒06で泳ぎ、東京五輪代表選考会を兼ねる4月の『日本選手権』の参加標準記録(1分0秒08)をクリアすると、決勝では59秒44で3位に入った。さらに日曜日午前に行なわれた50メートルバタフライ予選では、26秒38で『日本選手権』の参加標準記録(27秒52)を突破。良い流れを持続させて決勝へ駒を進めた。
 
 そして迎えた50メートルバタフライの決勝、第5レーンからスタートした池江は伸びやかな泳ぎを披露し、他の選手を圧倒。2位の西村麻亜(日本体育大)に1秒17差をつける25秒77でフィニッシュし、久々の表彰台トップに立った。3位には野呂優花(日本体育大)が入っている。

構成●THE DIGEST編集部

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