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池江璃花子 “本命種目”100mバタフライ「59秒44」で3位!優勝は牧野紘子、2位木津喜一花

THE DIGEST編集部

2021.02.20

復帰後初の100メートルバタフライに挑んだ池江璃花子は3位とした。(C)Getty Images

復帰後初の100メートルバタフライに挑んだ池江璃花子は3位とした。(C)Getty Images

『東京都OPEN』の初日が20日、東京辰巳国際水泳場で行なわれ、白血病からの完全復活を目指している池江璃花子(ルネサンス)が、女子100メートルバタフライの決勝で、59秒44で3位とした。

 復帰後初の100メートルバタフライ挑戦となった今大会。予選では、東京五輪代表選考会を兼ねる4月の『日本選手権』の参加標準記録(1分0秒08)をクリアする1分0秒06で泳ぎ、全体2位で決勝に駒を進めていた。

 さらなる好タイムが期待される中で迎えた決勝。前半から激しい攻防が繰り広げられ、牧野紘子(東京ドーム)を先頭に前半50メートルを折り返し。池江は27秒75の3番手でターンし、激しい追い上げをみせるも、そのまま3位の59秒44でフィニッシュ。それでも予選から0.62秒縮める快心の泳ぎをみせた。優勝は牧野、2位には木津喜一花(三菱養和SS)が入った。
 
 同種目で池江はリオ五輪5位入賞を果たしており、五輪出場種目として本命視されている。なお東京五輪派遣標準記録の57秒10には2秒34届かなかったものの、着実に本来の調子を取り戻してきた池江。今後のレース展開にも注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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