格闘技・プロレス

「ああ、ダセぇ! クソダセぇよ!」オカダ・カズチカが鷹木信悟に痛恨の1回戦負け「情けないにも程がある…」と嘆き【新日本NJC】

どら増田

2021.03.07

鷹木との激闘に競り負けたオカダは自らの出来を嘆いた。 (C)新日本プロレス

 3月6日、新日本プロレスは東京・大田区総合体育館で、春の最強戦士決定トーナメント『ニュージャパンカップ(NJC)2021』を開催した。

 この日のメインイベントとなったのは、NJCの1回戦、オカダ・カズチカと鷹木信悟の対戦だ。

 昨年の『G1クライマックス』以来の顔合わせとなった両雄は、序盤から白熱の攻防を展開。終盤に鷹木がレインメーカー式のパンピングボンバーを炸裂させたが、これをなんとかカウント2で返したオカダは、レインメーカーを狙う。

 しかし、相手の咄嗟の反撃にも動じなかった鷹木は、必殺のラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決めてカウント3を奪取。見事に優勝候補筆頭を沈めた鷹木は、「オレには聞こえるぞ! 待望論がよ。優勝というテッペン目指して、龍のごとく駆け昇っていくぞ!」と、3月13日に愛知県体育館で行なわれる後藤洋央紀との2回戦への決意を新たにした。

 試合後にインタビューブースで、どっしりとあぐらをかいた鷹木は、「危なかったな」とこぼしながら、オカダとの激闘を振り返った。

【動画】オカダ・カズチカに炸裂した鷹木信悟の強烈すぎるパンピングボンバーはこちら
「紙一重だよ、紙一重。さすがにレインメーカーを食らったら、ただじゃ済まねぇのはバカな俺でもわかるぞ。こう見えても俺は戦略家だからよ。オカダ、まんまと引っかかったな。なんだ、あいつ調子悪いのか? 腰が悪いのか? 知らねぇけどよ、プロなんだから何の言い訳も通用しねぇよな。まあ、いまコンディションがもし悪いんだったら、運が悪かったな。運も実力の内だ。ということは、今日の俺の勝ちは、完全勝利だ」

 さらに「俺は飯伏に対しても不満があんだよ。ふざけんなよ、あの野郎」と鼻息を荒くした鷹木は、「何が負けない?逃げ出さない? 大事MANブラザーズ(バンド)みたいなこと言っといてよ。俺から逃げてんじゃねぇのか」と現在のIWGP世界ヘビー級王者との"同級生対決"への願望を口にした。

「まだ遠い先にいるかもしんねぇけど、いい機会だから言っとくわ。昨年の『G1(クライマックス)』で、俺は飯伏に勝った。しかし、飯伏はその『G1』で優勝した。まあ俺は待ってたよ。だが、ドームに向けて、内藤と前哨戦。ドームが明けてからはSANADAと前哨戦。そして、また内藤。俺がどういう気持ちでリングにいたと思うよ?

 シカトかましやがって。あいつも寝て起きたら忘れる後藤タイプか? 前にも言ったかもしれねぇけど、俺はこう見えても口下手のシャイボーイだ。おまけに俺は受け身なんだ。待ってんだよ。お前から来るのを待ってたんだよ」
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「どっか痛いとか、そんなの言い訳にも何もならない…」