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「世界王者よりも速かった」「驚くべき新人」角田裕毅の快走に各国メディアが驚愕!プレシーズンテストで全体2位の好タイムを記録

THE DIGEST編集部

2021.03.16

早くも実力の一端を見せた角田。F1ルーキーへの評価は高まるばかりだ。(C)Getty Images

早くも実力の一端を見せた角田。F1ルーキーへの評価は高まるばかりだ。(C)Getty Images

 バーレーン・インターナショナル・サーキットで3日間にわたって行なわれたF1全10チームが参加してのプレシーズンテストが、3月14日に最終日を迎えた。ここで角田裕毅が「スーパールーキー」の可能性を存分に発揮した。

 最初の2日間では新型マシン「AT02」のフィーリングに好感触を得ながらも、幾多ものトラブルに見舞われており、「正直ストレスが溜まった」と本音も吐露していたが、最終日の午後は91周を走行し、一番ソフトなC5タイヤで臨んだタイムアタックでは一時トップタイムを記録。最速をめぐる争いを展開し、最終的にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と0.093秒差の1分29.053秒で2位に入った。

 3日間で185周を走り抜いた角田は、「F1マシンで全開アタックをして2番手に入るというのは、最高の気分です。もちろん、まだテストに過ぎないので先走ってはいけませんが、この位置で3日間を締めくくれるというのは素晴らしいことです」とコメント。また、「ここから2週間ハードワークを継続していきます。今から開幕戦にワクワクしています!」と、新たな挑戦への意気込みも語っている。

 一方、3日間のテスト全体においても2位というタイムを記録した20歳に、各国のメディアも反応。チームの本拠地であるイタリアのスポーツ紙『Gazzetta dello Sport』は速報記事でフェルスタッペンとの競争を細かく報じるとともに、日本人ドライバーを「驚くべき新人」と称賛し、記事のタイトルでは「ブラボー、角田」と綴った。
 
 また、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「日本人ルーキーの角田は、注目の存在となり、サクヒールで見る者を魅了した。アルファタウリがダニール・クビアトではなく角田に賭けたことは正しく、大きな成果を得られるかもしれない」と高評価するとともに、今後へ大きな期待を寄せた。

 フランスの『FRANCE24』は「メルセデスで全てを征服した7度の世界王者ルイス・ハミルトンよりも、角田は速かった」と驚きを込めて報じ、全体2位という成績については「昨季、イタリア・グランプリを制したチームメイトのガスリーでさえ、日曜日は12番手のタイムしか出せなかったというのに……」と綴っている。

 そしてオランダの『RN365』も、「角田はチームメイトと敵を驚かせた」と題した記事で、ガスリーとメルセデス勢を抑えたことを強調。加えて「C5ではハミルトンをはじめとした他のドライバーの誰よりも速く、C4で最速タイムを出したフェルスタッペンにもわずか10分の1しか譲らなかった」と報じた。

 チームプリンシパルのフランツ・トストからも「優れたパフォーマンスを披露した」と賛辞を贈られた角田。前述のコメントの通り、本人は慎重な姿勢を崩していないが、彼とマシンのポテンシャルの高さを考えれば、3月28日から開幕する2021年F1世界選手権に向けて多くの人々が大きな期待を抱くのも無理はないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】アルファタウリが公開した角田裕毅のプレシーズンテストの様子
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