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モータースポーツ

「煌めくような追い抜きだ」角田裕毅のデビュー戦に各方面から賛辞が続々!「彼のような新人を探すのは難しい」

THE DIGEST編集部

2021.03.29

日本人としては7年ぶりのF1参戦となった角田。その中で9位に入賞し、いきなりポイントを獲得してみせた。(C)Getty Images

日本人としては7年ぶりのF1参戦となった角田。その中で9位に入賞し、いきなりポイントを獲得してみせた。(C)Getty Images

 3月28日(現地時間)に行なわれた2021年F1世界選手権の開幕戦バーレーン・グランプリの決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は9位でフィニッシュし、デビュー戦でポイントを獲得した初の日本人ドライバーとなった。

 予選で不本意な13位に沈み、決勝レースではスタートで「慎重になりすぎて」(本人談)順位を落とした期待のルーキー。しかしその後は追い上げ、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、セバスティアン・ヴェッテル(アストンマーティン)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)ら歴代王者を次々にオーバーテイクして順位を上げるなど、見せ場を作った。

 レース後は、自身のSNSに「初レースで初ポイント。チームに感謝です!スタートが上手くいかず1周目にポジションを落としてしまい、挽回すべくオーバーテイク。今日も学んだことは盛りだくさん。第2戦に活かせるよう頑張ります」と投稿した20歳。

 逆に世界中のファンからは、「グッジョブ!」「なんてルーキーだ!」「オーバーテイクだけでなく、ポイントまで獲得するとは!」「素晴らしいキャリアのスタート」「アジアの誇り」「この調子でプッシュし続けて!」などなど、多くの祝福メッセージなどが寄せられた。
 
 F1公式サイト『F1.com』は、ファイナルラップでランス・ストロール(アストンマーティン)を抜き去った角田のオンボード映像とともに、「素晴らしいドライビング」という称賛の文章を添え、また別の記事では「9位入賞により、ツノダを取り巻く周囲の大騒ぎは収まる気配がない」と記述。一方、レッドブルの公式サイトは「煌めくような素晴らしい追い抜きで9位につけ、デビュー戦でポイントを獲得した」と伝えている。

 また、各国のメディアも、日本のルーキーのデビューレースをポジティブに評価。『CAR AND DRIVER』のスペイン版は「ツノダはデビュー戦でポイントを奪取して驚きを生み出した」「プレシーズンテストで主役のひとりとなった彼は、最高峰レースの最初のグランプリでも同じ立場となり、ポイントの獲得で早くも最高潮に達した」と綴った。
 
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