8日間に渡って行なわれた競泳の『日本選手権』が4月10日に幕を閉じた。3年ぶりに日本一を争う舞台に帰ってきた池江璃花子(ルネサンス)は、4冠を達成し、リレー2種目(400メートルリレー、400メートルメドレーリレー)で東京五輪への切符を掴んだ。
大会前は「全力でレースを楽しみたい」と出場することへの喜びを口にしていた池江。“チャレンジャー”として臨んだ今大会では、2日目の100メートルバタフライを制すと、続く100メートル自由形でも優勝。最終日には50メートルバタフライと自由形でも1位でフィニッシュする大活躍をみせた。個人での東京五輪代表権は惜しくも逃したものの、全ての種目で王座奪還を達成した。
白血病からプールに戻り1年あまりでのこの躍進劇に、世界中のメディアが賛辞を贈っている。伊メディア『Questione di Stile』では、「白血病から復帰したことを疑う必要さえ感じるほど、リカコ・イケエは日本選手権で一番の成功者だ」と称えた。
また仏メディア『FRANCE24』では、「新型コロナウイルスの影響で五輪が1年延期されたことは、彼女にプラスとなったようだ。この1年は彼女を日本のスターへと復帰させ、東京五輪でメダルを取る可能性を生んだ」と綴っている。
来たる7月23日に開幕予定の『東京五輪』。池江が内定する400メートルリレーの予選は24日、決勝はその翌日だ。400メートルメドレーリレーは、7月30日が予選で、8月1日に決勝が行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】3年ぶりの日本選手権で4冠に輝いた池江璃花子の特選フォトギャラリー!
大会前は「全力でレースを楽しみたい」と出場することへの喜びを口にしていた池江。“チャレンジャー”として臨んだ今大会では、2日目の100メートルバタフライを制すと、続く100メートル自由形でも優勝。最終日には50メートルバタフライと自由形でも1位でフィニッシュする大活躍をみせた。個人での東京五輪代表権は惜しくも逃したものの、全ての種目で王座奪還を達成した。
白血病からプールに戻り1年あまりでのこの躍進劇に、世界中のメディアが賛辞を贈っている。伊メディア『Questione di Stile』では、「白血病から復帰したことを疑う必要さえ感じるほど、リカコ・イケエは日本選手権で一番の成功者だ」と称えた。
また仏メディア『FRANCE24』では、「新型コロナウイルスの影響で五輪が1年延期されたことは、彼女にプラスとなったようだ。この1年は彼女を日本のスターへと復帰させ、東京五輪でメダルを取る可能性を生んだ」と綴っている。
来たる7月23日に開幕予定の『東京五輪』。池江が内定する400メートルリレーの予選は24日、決勝はその翌日だ。400メートルメドレーリレーは、7月30日が予選で、8月1日に決勝が行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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