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「苦しいなかの何かの光に」羽生結弦がエキシビションで『花は咲く』を熱演。アンコールではロックに舞う!【フィギュア国別対抗戦】

THE DIGEST編集部

2021.04.18

観客へ感謝のメッセージを発信した羽生結弦。写真は世界選手権時のもの。(C)Getty Images

 4月18日、丸善インテックスアリーナ大阪で開催された『世界フィギュアスケート国別対抗戦2021』が最終日を迎え、エキシビションが行なわれた。

 羽生結弦はオープニングで『天と地と』の衣装を纏い、マスクをしながら登場。前半終了前には『We are the World』にのせて、ロシアチームと日本チームと一緒に特別プログラムを舞った

 そして23番目に登場した羽生は、『花は咲く』で演技。氷上に向かう前には、ファンに向けてこのようなメッセージを発信した。

「こんにちは、羽生結弦です。様々な困難があったなか、今シーズン最後に、ここで皆と滑れたことをとても嬉しく思います。また、僕たちが今日滑った演技から、希望や勇気、そして苦しいなかの何かの光になれることを祈っています。今日は本当にありがとうございます」
 
 一礼してリンクに向かった26歳のスケーターは、一輪の花とともに、イナバウワー、カウンターからのトリプルアクセル、3回転トゥループ、ハイドロブレーディングを情感たっぷりで演技した。

 アンコールではショートプログラムの『Let Me Entertain You』を披露。拍手を煽るような仕草もみせ、荒々しくもしなやかな舞いで観客を沸かせた。

 フィナーレでは日本チームで「頑張ろう日本」のバナーを掲げ、宇野昌磨と笑顔をかわし、客席に手を振るなど、始終笑顔を浮かべていた。

 4回転半ジャンプという前例のない挑戦を続ける羽生。来シーズンでさらに進化した姿を見せてくれるに違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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