現地時間4月22日、イタリア男子バレーボールのセリエA、2020-21シーズン・プレーオフ5位決定戦の準決勝が行なわれた。日本代表の石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノはNBVヴェローナとホームで対戦し、セットカウント3-1(22-25、25-20、25-20、25-20)で勝利を収め、決勝進出を果たした。
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ヴェローナにラウンドロビンで唯一の黒星を強いられたミラノは、この再戦でリベンジを果たし決勝の舞台へ駒を進めたいところ。シーズンを通して重要な試合で先発メンバーとして活躍してきた石川だが、この日はコートの外からチームメートたちに声援を送った。
開始直後、ミラノはレセプションの連続ミスで最大5点のビハインドとしたが、巻き返して逆転に成功。終盤、相手のサービスエースなどで得点を許し、再び逆転され1セット目を落とした。
しかし、1週間前の対戦で完敗に終わった雪辱を果たしたいミラノは、第2、第3セットでは司令塔リカルド・スベルトリ(イタリア)らがエースを連発して流れを呼び込むと、守備でも本来の粘り強さが復活。リードを譲ることなく2セットを連取した後、第4セット序盤の接戦を制してヴェローナを振り切った。エース4本に加えアタックとブロックでも得点に貢献しトスワークが際立ったズベルトリがMVP(試合ごとに選出されるマンオブザマッチ)に輝いた。
タイムアウトの度にメンバーに近寄り声をかけていた石川は、ミラノらしい粘り強さとチームプレーが集約された戦いぶりを見せたチームメートを満面の笑みで試合終了時にねぎらった。一方で、ウォーミングアップにも参加していなかったため、決勝はもとよりキャプテンとして出場する東京五輪を控えコンディションが心配なところだ。
この日に行なわれた準決勝のもう1試合では波乱が発生した。4位通過のレオシューズ・モデナが1位ブルーエナジー・ピアチェンツァをストレートで下して決勝進出。ミラノは連覇に挑みたい欧州大会(CEVチャレンジカップ)の来シーズン出場資格をかけて、日本時間4月26日午前1時から行なわれる決勝でモデナを本拠地アリアンツ・スタジアムで迎え撃つ。
構成●THE DIGEST編集部
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ヴェローナにラウンドロビンで唯一の黒星を強いられたミラノは、この再戦でリベンジを果たし決勝の舞台へ駒を進めたいところ。シーズンを通して重要な試合で先発メンバーとして活躍してきた石川だが、この日はコートの外からチームメートたちに声援を送った。
開始直後、ミラノはレセプションの連続ミスで最大5点のビハインドとしたが、巻き返して逆転に成功。終盤、相手のサービスエースなどで得点を許し、再び逆転され1セット目を落とした。
しかし、1週間前の対戦で完敗に終わった雪辱を果たしたいミラノは、第2、第3セットでは司令塔リカルド・スベルトリ(イタリア)らがエースを連発して流れを呼び込むと、守備でも本来の粘り強さが復活。リードを譲ることなく2セットを連取した後、第4セット序盤の接戦を制してヴェローナを振り切った。エース4本に加えアタックとブロックでも得点に貢献しトスワークが際立ったズベルトリがMVP(試合ごとに選出されるマンオブザマッチ)に輝いた。
タイムアウトの度にメンバーに近寄り声をかけていた石川は、ミラノらしい粘り強さとチームプレーが集約された戦いぶりを見せたチームメートを満面の笑みで試合終了時にねぎらった。一方で、ウォーミングアップにも参加していなかったため、決勝はもとよりキャプテンとして出場する東京五輪を控えコンディションが心配なところだ。
この日に行なわれた準決勝のもう1試合では波乱が発生した。4位通過のレオシューズ・モデナが1位ブルーエナジー・ピアチェンツァをストレートで下して決勝進出。ミラノは連覇に挑みたい欧州大会(CEVチャレンジカップ)の来シーズン出場資格をかけて、日本時間4月26日午前1時から行なわれる決勝でモデナを本拠地アリアンツ・スタジアムで迎え撃つ。
構成●THE DIGEST編集部