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モータースポーツ

「F1で最も良かったのは…」 角田裕毅の“珍”回答にフェルスタッペンがすかさずツッコミ! レッドブルのエースとの絡みは…

THE DIGEST編集部

2021.05.09

角田(左)は、憧れのフェルスタッペン(右)とオンライン会見に臨んだ。(C)Getty Images

角田(左)は、憧れのフェルスタッペン(右)とオンライン会見に臨んだ。(C)Getty Images

 F1第4戦のスペイン・グランプリ、フリー走行2回目(FP2)で全体7番手のタイムを出したスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅。第2戦のエミリア・ロマーニャGP、第3戦のポルトガルGPでは不満の残る結果に終わっており、このGP開幕に向けた会見では「以前のようなペースを取り戻したい」と意気込みを語っていたが、その通りの好スタートを切った。

 さて、このオンラインの会見は異なるチームのドライバー2人ずつが出席して行なわれたが、角田が椅子を並べたのはアルファタウリの「シニアチーム」、レッドブルのエースドライバーであるマックス・フェルスタッペンだ。以前、角田は「フェルスタッペンと一緒にレッドブルで走るのが目標」と語っていたこともあり、公の場で2人がどのような絡みを見せるかが注目された。

 それぞれ個別のインタビューを受けた後、ファンの質問に答えるという形式で行なわれた。「F1ドライバーになって最も良かったことは?」という問いに対し、フェルスタッペンは「F1マシンに乗れること」という“真面目”な答えを返したのに対し、角田は「世界で最も速いマシンをドライブできること」の他に、「毎週、美味しい料理が食べられること」というものだった。

「アルファタウリとホンダではホスピタリティーで出される食事が違っていて、ホンダは日本食、アルファタウリではイタリア料理が食べることができます。週末の間、1日で違う食事を2種類も楽しめるので、これが一番良かったことかなと」
 
 予想外に“庶民的”な回答に、思わず吹き出したのがフェルスタッペン。さらに「君(角田)と同じ量を食べたら、丸々と太ってパドックを転がされるような気がする」と話に割り込むと、今度は角田が爆笑するなど、場は和やかなムードに変化した。

 ホンダのモーターホームで出される料理が美味いと評判であり、他チームからも羨ましがられるのは、1980~90年代の第二期F1参戦時から変わっていないという。また、下部カテゴリーでのそれと比べて明らかに豪華であり、角田が食事に言及したのは、ルーキーならでは視点だと言えるが、同時に彼のユーモア溢れる人柄によるものでもあるだろう。
 
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