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モータースポーツ

角田裕毅がF1第4戦で初のリタイア…スペインGPのレース序盤にいきなりエンジンストップ

THE DIGEST編集部

2021.05.09

予選から不調だった角田は無念のリタイア。次戦モナコGPでのリベンジに期待したい。(C)Getty Images

予選から不調だった角田は無念のリタイア。次戦モナコGPでのリベンジに期待したい。(C)Getty Images

 スペインで逆襲を狙った20歳のルーキーの願いは、無念にもレース序盤で潰えた。

 F1第4戦のスペインGPが現地5月9日に決勝を迎え、16位からスタートしたアルファタウリの角田裕毅は、想定外のエンジントラブルで無念のリタイアに終わった。

 予選Q1で敗退していた角田は、スタートで順位を落として16番手から18番手にダウン。LAP2で17番手に上がり、さらにLAP5にミック・シューマッハ―(ハース)を抜いて、スタート順位に戻した。しかし、LAP7のターン11で、いきなりのエンジンストップ。セーフティカーが入り、角田はマシンを下りて肩を落とした。
 
 ここまでデビュー戦のバーレーンGPで9位、第2戦のエミリア・ロマーニャGPで12位、そして第3戦のポルトガルGPで15位と成績が下降線を描き、さらに今回の第4戦スペインGPでは予選中に無線で「この車は信じられない!」と不満を漏らしていた角田。レース序盤での思わぬトラブルに、フラストレーションはさらに募ったことだろう。

 次戦は現地5月20日からのモナコGP。誰もが才能を認める黄金ルーキーは、この名門サーキットでリベンジできるだろうか。その走りに注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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