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格闘技・プロレス

「俺が王者だ」中邑真輔が“王冠”を難敵から強奪!「キング・オブ・ストロングスタイルがついに戻ってきた」【WWE】

どら増田

2021.05.15

王冠を奪って不敵な笑みを浮かべた中邑。その胸中やいかに…。(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

王冠を奪って不敵な笑みを浮かべた中邑。その胸中やいかに…。(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 現地時間5月14日、世界最大のプロレス団体「WWE」は、フロリダ州タンパのイングリングセンター「WWEサンダードーム」にてスマックダウンをライブ配信した。

“キング・オブ・ストロングスタイル”こと中邑真輔は、キング・コービンとの対戦に敗れるも、試合後に必殺技の「キンシャサ」で襲撃。ライバルのコービンの王冠を奪い去る事件を起こした。

 先週の10人タッグ戦で逆転負けしたコービンとの対戦に中邑は、「俺たち2人のキングダムが激突する。生き残るのは俺だ!」と意気込むと、スピンキックや痙攣式ストンピングで攻め込んだ。

 さらにライダーキックから飛び付きアーム・バーでコービンを捕まえ、トライアングルに移行して締め上げたが、パワーに勝るコービンにそのまま押さえつけられて3カウント。中邑は先週に続いてまたしてもコービンに屈辱の敗戦を喫した。

 しかし、試合後に中邑はハイキックからのキンシャサでコービンを襲撃KO。さらに王冠をも奪い去って、「俺は王者だ。キング・オブ・ストロングスタイルがついに戻ってきた!」と鏡を見ながら自身に語り掛けるように漏らした。“キング”シンスケが向かう先が気になるところである。

【動画】鏡に映る自分に問いかける中邑真輔の怪しげなシーンはこちら
 かつて中邑とコンビを組んでいたセザーロもPPV「レッスルマニア・バックラッシュ」でのユニバーサル王座戦に向けて、現チャンピオンのローマン・レインズを一蹴した。

 先に仕掛けたのは、レインズだった。オープニングに登場するやいなや、「セザーロの世界王座戦は0回、俺は39回だ」と挑戦者を侮辱。さらに自身の右腕であるジミー・ウーソに「俺は王者で、WWEの顔だぞ。お前はセザーロを倒せるのか? やってみろよ」と焚きつける。これに応えたジミーが「聞いてるか。今日対戦するのはどうだ」と対戦を呼びかけ、セザーロが「もちろんだ」と呼応する形で対戦が実現した。

 セザーロがスープレックスやアッパーカットで攻め込めば、ジミーもスーパーキックからのサモアン・ドロップで応戦。両雄による白熱の攻防戦が続いたが、勝負は終盤に意外な幕切れを迎える。セザーロが豪快なスーパープレックスや場外へのキャノンボールでジミーを追い詰めると、堪らず乱入したレインズが挑戦者をポストや解説席に投げつけて反則裁定となったのだ。

 試合後、口論となったレインズとジミーを一蹴したセザーロは、「PPVはこうなるぞ」と強調し、ユニバーサル王座戦の行方はますます混沌としている。

文●どら増田
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