スーパーラグビーのハイランダーズに所属する姫野和樹が６月５日、オーストラリアのチームとの交流戦「トランス・タスマン」第４節ワラターズ戦に出場し、チームの４連勝に貢献した。
　
　姫野は先月14日のレッズ戦以来となる先発。62分にはハイランダーズ加入後２つ目のトライを挙げ、72分までプレーした。チームも59－23で大勝し、プレーオフ圏内の２位につけている。

　ラグビー専門サイト『RugbyPass』は６日、出場したハイランダーズの選手の採点を掲載。姫野には、10点満点中7.5点の高得点が付けられた。
　
　キャリーの数、ゲインした距離ともにチームトップの数値をたたき出した姫野。「ワラターズを自陣にくぎ付けにした」と、そのハードワークが高い評価を受けた。また、「ハイランダーズが突き放すきっかけを作るなど、堅実なプレーを見せた」と安定感も称賛された。
  　姫野のスーパーラグビー１年目も最終盤に差し掛かっている。ハイランダーズは来週11日のリーグ最終節を終え、２位以内に入ればファイナルに進出する。
　
　スーパーラグビー終了後には日本代表に合流予定のナンバー８。その前に世界最高峰のタイトルを手にするのか。残り１節の動向に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部