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格闘技・プロレス

タイチ、IWGPタッグ王座を狙う内藤&SANADAを“長州節”で挑発!「何がやりたいんだコラッ!」【新日本】

THE DIGEST編集部

2021.06.16

辻を相手に貫録の勝利を飾ったタイチは、試合後も余裕の振る舞いを見せた。(C)新日本プロレス

辻を相手に貫録の勝利を飾ったタイチは、試合後も余裕の振る舞いを見せた。(C)新日本プロレス

 6月15日、新日本プロレスは、新シリーズ『KIZUNA ROAD』を東京・後楽園ホールで開催。注目カードが揃ったなかで、第2試合では、ヤングライオンの辻陽太がタイチとの一騎打ちに臨んだ。

 序盤から辻は格下扱いの姿勢を取る先輩に必死に食らいつくが、タイチが強烈なバックドロップ一発で形成を逆転。最後は必殺の天翔十字鳳を決めてカウント3を奪取した。

 余裕の勝利を飾ったタイチはバックステージで、「シュウ(北斗の拳のキャラクター名)よ、シュウかおまえは……。シュウ気取りやがって。シュウはよ、聖帝の前に倒れるだけだよ。オレの聖帝十字陵の前に聖碑を運んで、頂上でオレに殺されるだけなんだ。自らシュウ道を選んだんだよアイツは。だから最後、アイツの光を奪ってやった」と独特の表現で、突き放しても食らいついてきた辻を評価した。

「その辺の連中よりいいんじゃないの? いいぶつかり稽古だったよ。いい腹もしてるしな。将来有望な関取になるんじゃね。まあ、横綱のオレでも序二段に投げられることあんだよ。だから素質を持ってるってことだよ。まあ、いい運動になった。(コロナに)感染してからのシングルマッチ。いい運動になったよ。こんなに、ピンピンしてる。まったく問題ない。最高だ」
 

 また、タイチは自身の持つIWGPタッグ王座を狙っている内藤哲也&SANADAへの牽制も忘れなかった。

「内藤、おまえは言葉だけじゃ薄っぺらくてな、信用がないんだよ。あとSANAやん! しゃべれ。何だんまり決めてんだよ。何が言いたいんだコラッ! おまえ! 何がやりたいんだ、コラッ! だんまり決めてコラッ。何も伝わんねーんだよ、紙面飾んないとコラッ!何か言ってみろ。だけど言った、言ったら最後だぞ。吐いたツバ飲み込むな、コラッ。一緒にお願いに来いよ」

 最後は“長州節”を交えながら、IWGPタッグ王座を狙っているライバルを忘れないところがタイチらしい。

◆新日本プロレス◆
『KIZUNA ROAD』
2021年6月15日
東京・後楽園ホール
観衆 247人
▼シングルマッチ(20分1本勝負)
●辻陽太(14分14秒 体固め)タイチ○
※天翔十字鳳

文●どら増田

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