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格闘技・プロレス

新日本NEVER6人タッグ防衛のCHAOSに第三世代が挑戦表明!永田裕志は「腰抜けか思い知らせてやる」

どら増田

2021.06.23

CHAOSの前に第三世代トリオが登場。青いシャツを着た永田は、「そろそろ動きますか」と不敵な笑みを浮かべた。(C)新日本

CHAOSの前に第三世代トリオが登場。青いシャツを着た永田は、「そろそろ動きますか」と不敵な笑みを浮かべた。(C)新日本

 6月22日、新日本プロレスは『KIZUNA ROAD』を東京・後楽園ホールで開催した。

 メインイベントでは、NEVER無差別級6人タッグ選手権試合、チャンピオンチーム、
後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIのCHAOSに、EVIL&高橋裕二郎&ディック東郷のバレットクラブが挑戦。

 試合は激しい遺恨抗争を繰り広げてきた両軍なだけに、バレットクラブは序盤からダーティーファイト全開で王者組を攻め立てる。だが、強い絆で結ばれたCHAOSも徹底抗戦。とくに石井は戦前から強く意識していた東郷と一進一退の攻防を展開する。

 終盤、EVIL&裕二郎は後藤&YOSHI-HASHIに急所蹴り。すかさず東郷がスポイラーズチョーカーで石井に襲いかかるが、石井は力で切り抜けてると、石井にヘッドバット一閃。さらにEVILと裕二郎を怒涛のラリアット連発で排除すると、最後は東郷を垂直落下式ブレーンバスターで撃沈。CHAOSが防衛記録をV6に更新した。なかなか絶対王者が生まれなかった同王座のチャンピオンとして定着して来た感がある。

 試合後、天山広吉&小島聡&永田裕志の第三世代トリオが現われ、永田が石井を挑発し、石井をエルボーで沈めると、次期挑戦者に名乗りあげる。YOSHI-HASHIは「やってやるよ、コノヤロー!」と返し、7度目の防衛戦の相手は第三世代トリオになりそうだ。

 バックステージで石井は「三バカトリオ来たな。試してみるか?ふざけんな!お願いしますだろうが。おめえらよ、今日の俺らの試合見たか?今日だけじゃねえ、俺らのタッグ、シックスメン、エイトメン、全部見てみろ。てめえらの生ぬるい試合とはちげーんだよ。わけがちげーんだよ。今のままだったらよ、獲れるわけねえだろう。だから、猶予をやるよ」
 
 一方、挑戦表明をした第三世代トリオは元気満々な表情を浮かべながら、永田が「さて、ウォーミングアップは今日で終わりかな。そろそろ動きますか」と2人に投げかけた。

 天山は「しばらく新日本のリングで俺たち、タイトル戦線に絡んでなかった。いや、遠かった。でもね、満を持して、俺たち3人があいつらに挑戦、見ての通り俺ら挑戦する。ガッチリ行こうよ」と続いて、小島が「そうだね。俺ら3人から見たら、あの3人ともみんな若造だから。全然。ベテランこそ正義だから」と余裕を見せた。

 最後は永田が「まあ、いいよ。腑抜けかどうか、腰抜けかどうか、思い知らせてやりますよ、3人で。行きましょう!」と怪気炎をあげている。

 CHAOSと第三世代トリオのタイトルマッチは激戦必至なだけに、楽しみな一戦になりそうだ。

◆新日本プロレス◆
『KIZUNA ROAD』
2021年6月22日
東京・後楽園ホール
観衆 328人
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合(60分1本勝負)
<王者組>後藤洋央紀&○石井智宏&YOSHI-HASHI(32分03秒 片エビ固め)EVIL&高橋裕二郎&ディック東郷●<挑戦者組>
※垂直落下式ブレーンバスター
※第21代チャンピオンチームが6度目の防衛に成功。

文●どら増田
 

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