6月23日、新日本プロレスは、『KIZUNA ROAD』を東京・後楽園ホールで開催。第4試合では、内藤哲也&SANADA&鷹木信悟&BUSHIのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと、タイチ&ザック・セイバーJr.&エル・デスペラード&金丸義信の鈴木軍による8人タッグマッチが実現した。
試合前、タイチは、前日に要求されたとおりに、誕生日プレゼントと書かれたダンボール箱を持参。だが、それを受け取ろうとした内藤は、あろうことかプレゼントでタイチに殴りかかり、両軍の遺恨を物語るかのような荒れ模様のなかでゴングが鳴った。
7.11北海道・真駒内アイスアリーナ大会で実現するIWGPタッグ王座戦に向け、挑戦者の内藤&SANADAと、チャンピオンのタイチ&ザックは激しくやり合っているなか、試合を決めたのは、デスペラードだ。ロコ・モノからのピンチェ・ロコという連続技でBUSHIを沈めた。
バックステージでタイチは「なんだかな~。あいつ(内藤)が『プレゼント持ってきてくれ』って言うからよ、持ってったのによ。受け取らずに破壊しやがって。そんなヤツいるかよ」と呆れかえりながら、内藤への“口撃”を展開した。
「お前、人からのご厚意で、その人をブン殴るって。だからダメなんだよ、お前はよ。自分は好きなだけ仕掛けといてよ、自分がなんかされたら怖くてしょうがないんだよな!? そういうトコだよ、お前」
さらに「もっとさ、熱いモノをくれよ。辻とか上村みたいに“俺らに勝ちたい”って気持ちをよ。なんにも伝わらないよ」とダメ出しするタイチは、「お前は、ただただ“鷹木ブー”に先越されて、怖いんだろ? テメェの立ち位置がよ、失われそうで怖いんだろ!?」と挑発を続けた。
一方、内藤はプレゼントされた段ボール箱を抱えながら、「偉大なタッグチャンピオンチームの今後の防衛戦のプランとして、先日は川田(利明)選手・田上(明)選手組、そして昨日、今日は、辻・上村組の名前を出してたけど、どうぞやって下さい」とコメント。そのうえで、「でーも! SANADA・内藤哲也組の挑戦をクリアしてから!その先に行ってもらえますかね?」とあくまで挑戦権利が手中にあることを強調した。
「あんま先のことばかり考えてると、足元すくわれちゃうよ。偉大なタッグチャンピオンチーム、そしてタッグでの実績もある2人だからね。ちゃんと目の前のこと、考えたほうがいいよ。特にタイチ選手! チャンピオンとして地元・北海道に凱旋するんだから。チャンピオンとして、カッコいい姿を北海道のお客様に見せつけて下さいよ。あと誕生日プレゼント、ありがとうございました。(段ボール箱を勢いよく蹴り飛ばし)カブロン!」
内藤とタイチは、かなり遺恨が深まっているだけに、今回はどんな結末が待ち受けているのか注目だ。
◆新日本プロレス◆
『KIZUNA ROAD』
2021年6月23日
東京・後楽園ホール
観衆 403人
▼8人タッグマッチ(30分1本勝負)
内藤哲也&SANADA&鷹木信悟&●BUSHI(12分26秒 片エビ固め)タイチ&ザック・セイバーJr.&エル・デスペラード○&金丸義信
※ピンチェ・ロコ
文●どら増田
【PHOTO】オカダカズチカ、棚橋弘至、飯伏幸太、内藤哲也…新日本プロレスの最強レスラーたちを厳選ショットで一挙紹介!
試合前、タイチは、前日に要求されたとおりに、誕生日プレゼントと書かれたダンボール箱を持参。だが、それを受け取ろうとした内藤は、あろうことかプレゼントでタイチに殴りかかり、両軍の遺恨を物語るかのような荒れ模様のなかでゴングが鳴った。
7.11北海道・真駒内アイスアリーナ大会で実現するIWGPタッグ王座戦に向け、挑戦者の内藤&SANADAと、チャンピオンのタイチ&ザックは激しくやり合っているなか、試合を決めたのは、デスペラードだ。ロコ・モノからのピンチェ・ロコという連続技でBUSHIを沈めた。
バックステージでタイチは「なんだかな~。あいつ(内藤)が『プレゼント持ってきてくれ』って言うからよ、持ってったのによ。受け取らずに破壊しやがって。そんなヤツいるかよ」と呆れかえりながら、内藤への“口撃”を展開した。
「お前、人からのご厚意で、その人をブン殴るって。だからダメなんだよ、お前はよ。自分は好きなだけ仕掛けといてよ、自分がなんかされたら怖くてしょうがないんだよな!? そういうトコだよ、お前」
さらに「もっとさ、熱いモノをくれよ。辻とか上村みたいに“俺らに勝ちたい”って気持ちをよ。なんにも伝わらないよ」とダメ出しするタイチは、「お前は、ただただ“鷹木ブー”に先越されて、怖いんだろ? テメェの立ち位置がよ、失われそうで怖いんだろ!?」と挑発を続けた。
一方、内藤はプレゼントされた段ボール箱を抱えながら、「偉大なタッグチャンピオンチームの今後の防衛戦のプランとして、先日は川田(利明)選手・田上(明)選手組、そして昨日、今日は、辻・上村組の名前を出してたけど、どうぞやって下さい」とコメント。そのうえで、「でーも! SANADA・内藤哲也組の挑戦をクリアしてから!その先に行ってもらえますかね?」とあくまで挑戦権利が手中にあることを強調した。
「あんま先のことばかり考えてると、足元すくわれちゃうよ。偉大なタッグチャンピオンチーム、そしてタッグでの実績もある2人だからね。ちゃんと目の前のこと、考えたほうがいいよ。特にタイチ選手! チャンピオンとして地元・北海道に凱旋するんだから。チャンピオンとして、カッコいい姿を北海道のお客様に見せつけて下さいよ。あと誕生日プレゼント、ありがとうございました。(段ボール箱を勢いよく蹴り飛ばし)カブロン!」
内藤とタイチは、かなり遺恨が深まっているだけに、今回はどんな結末が待ち受けているのか注目だ。
◆新日本プロレス◆
『KIZUNA ROAD』
2021年6月23日
東京・後楽園ホール
観衆 403人
▼8人タッグマッチ(30分1本勝負)
内藤哲也&SANADA&鷹木信悟&●BUSHI(12分26秒 片エビ固め)タイチ&ザック・セイバーJr.&エル・デスペラード○&金丸義信
※ピンチェ・ロコ
文●どら増田
【PHOTO】オカダカズチカ、棚橋弘至、飯伏幸太、内藤哲也…新日本プロレスの最強レスラーたちを厳選ショットで一挙紹介!