ラグビー日本代表が６月26日、英国選抜“ブリティッシュ＆アイリッシュライオンズ”と対戦。10－28で敗れたものの、海外メディアからはその戦いぶりを評価する声も上がった。
　
　ラグビー専門サイト『RugbyPass』は「勝利したのはライオンズだったが、多くの人が絶賛したのは日本のパフォーマンスだった」と試合を総括し、“ブレイブ・ブロッサムズ”の健闘を称えた。
　
　世界最高水準のフィジカルに押されて０－21で折り返した前半に対し、後半は一変。攻撃にリズムが生まれ、途中出場の姫野和樹のトライなどで反撃した。そのパフォーマンスについて「よく整備された機械のように機能し、ライオンズを上回った」と伝え、持ち前の組織的なプレーを絶賛した。
  　日本代表にとって、今回の試合は19年のW杯以来、約１年半ぶりの国際試合だ。記事は「彼らの復帰は、当然ながら世界各地のファンに歓迎された」と記述し、「展開的でクリエイティブなプレースタイルが高く評価された」と分析している。
　
　来月３日には、アイルランド代表とのテストマッチも予定されているジェイミー・ジャパン。今回に引き続き、世界のラグビーファンをうならせるプレーが飛び出すのか、熱い視線が注がれている。

構成●THE DIGEST編集部