F1第10戦のイギリス・グランプリは、メルセデスのルイス・ハミルトンがスペインGP以来6戦ぶりに優勝を飾り、母国の観客を大喜びさせたが、1周目の壮絶なアクシデントが物議を醸すこととなった。
【PHOTO】歴代の名車がずらり!!F1世界選手権で成功を収めたマシンを一挙に紹介!!
スタート直後から、ポールポジションのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と2位スタートのハミルトンはサイド・バイ・サイドのバトルを展開するが、ターン9のコプス・コーナーで接触。フェルスタッペンはコースアウトしてタイヤバリアに激しくヒットし、51Gもの凄まじい衝撃を受けた後、自力で車を降りたものの、大事をとって病院に直行することとなった。
その後、レースは赤旗中断となり、再開後にハミルトンには10秒加算にペナルティーが科せられたが、7度のワールドチャンピオンは猛プッシュを仕掛けてトップのシャルル・ルクレール(フェラーリ)を抜き去り、通算勝利数を99に伸ばし、フェルスタッペンとポイント差を8に縮め、コンストラクターズランキングでもレッドブルに4差と肉迫した。
問題の場面では、コプスでインに入ったハミルトンの前輪がフェルスタッペンの後輪に接触。これについて、レッドブルはクリスチャン・ホーナー代表が「最速コーナーでインに強引に入ったのはルイスの判断ミス。あれは汚いドライビングで、受け入れがたい。(ハミルトンの99勝目は)虚しい勝利だ」と猛批判すれば、ヘルムート・マルコ顧問は「ルイスは出場停止処分を受けるべきだ」と怒りをぶちまけた。
また、搬送された病院で検査を受け、間もなく退院したフェルスタッペンも、SNSで「ルイスが行なった危険な行為は正当化されてはならない」「僕がまだ病院にいる時、喜びを爆発させた彼の姿を見たが、あの行為は礼儀を欠くものであり、スポーツマンシップに反するものだと思う」とライバルに厳しい言葉を投げかけた。
これに対し、ハミルトンは「こんな形で勝つことは望んでいなかった」としながらも、「彼に揺さぶりをかけた後に僕が右側(イン)に入った時、彼は全く後ろに下がる気配を見せなかった。そして我々はコーナーに入り、衝突した」「誰かが積極的過ぎると、こういうことが起こるものだ。今は、マックスが大丈夫であることを願っている。彼とのホイール・トゥ・ホイールのレースが好きだし、今後も楽しみにしている。ただ、このことで僕から後ろに下がったり、積極性を弱めたりするようなことはない」と語っている。
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スタート直後から、ポールポジションのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と2位スタートのハミルトンはサイド・バイ・サイドのバトルを展開するが、ターン9のコプス・コーナーで接触。フェルスタッペンはコースアウトしてタイヤバリアに激しくヒットし、51Gもの凄まじい衝撃を受けた後、自力で車を降りたものの、大事をとって病院に直行することとなった。
その後、レースは赤旗中断となり、再開後にハミルトンには10秒加算にペナルティーが科せられたが、7度のワールドチャンピオンは猛プッシュを仕掛けてトップのシャルル・ルクレール(フェラーリ)を抜き去り、通算勝利数を99に伸ばし、フェルスタッペンとポイント差を8に縮め、コンストラクターズランキングでもレッドブルに4差と肉迫した。
問題の場面では、コプスでインに入ったハミルトンの前輪がフェルスタッペンの後輪に接触。これについて、レッドブルはクリスチャン・ホーナー代表が「最速コーナーでインに強引に入ったのはルイスの判断ミス。あれは汚いドライビングで、受け入れがたい。(ハミルトンの99勝目は)虚しい勝利だ」と猛批判すれば、ヘルムート・マルコ顧問は「ルイスは出場停止処分を受けるべきだ」と怒りをぶちまけた。
また、搬送された病院で検査を受け、間もなく退院したフェルスタッペンも、SNSで「ルイスが行なった危険な行為は正当化されてはならない」「僕がまだ病院にいる時、喜びを爆発させた彼の姿を見たが、あの行為は礼儀を欠くものであり、スポーツマンシップに反するものだと思う」とライバルに厳しい言葉を投げかけた。
これに対し、ハミルトンは「こんな形で勝つことは望んでいなかった」としながらも、「彼に揺さぶりをかけた後に僕が右側(イン)に入った時、彼は全く後ろに下がる気配を見せなかった。そして我々はコーナーに入り、衝突した」「誰かが積極的過ぎると、こういうことが起こるものだ。今は、マックスが大丈夫であることを願っている。彼とのホイール・トゥ・ホイールのレースが好きだし、今後も楽しみにしている。ただ、このことで僕から後ろに下がったり、積極性を弱めたりするようなことはない」と語っている。