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「リオの時の経験が生きた」石川佳純が思わぬ苦戦も、タイ代表を破り卓球女子シングルス4回戦に進出【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.07.26

思わぬ苦戦を強いられた石川だが、順当に4回戦進出を決めた。(C)Getty Images

 東京五輪4日目の7月26日、この日から卓球競技の男女シングルスではシード組が登場。第5シードとして女子シングルス3回戦に臨んだ日本の石川佳純は、ゲームカウント4-2でタイ代表のオラワン・パラナンを破り、4回戦へと駒を進めた。

 1、2回戦を勝ち上がってきたパラナンに対し、第1ゲームの石川は余力を感じさせるような試合運びで11-5と相手を圧倒。しかし首を傾げる場面が増えた第2ゲームを5-11で落とすと、第3ゲームは11-4で取ったものの、第4ゲームは相手に終始リードを許し6-11。その後は11-4、11-8で勝利を収めるも、初陣から思わぬ苦戦を強いられる結果となった。
 
 試合を振り返った石川は「ほっとしています。リオの時と同じですごく苦しい展開になったんですけど、5年前の結果が生きたと思います。なかなか思ったように試合を進められず、相手もすごくいいプレーをしてきて、押され気味だった時もあったんですけど、ゲームカウント2-2からなんとか自分のプレーを盛り返して流れに乗って行けたかなと思います」とコメント。

 また、試合中のタイムアウトについては「レシーブに注意するように、っていうのと、次の自分のサーブの展開について言われたので、流れはよかったんですけど8-6になった時はすごく緊張しました」と明かした。

 次戦に向けては「明日また試合ができるので、しっかり準備していいプレーができるように頑張ります」と意気込みを新たにした。

構成●THE DIGEST編集部

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